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 □ 男衾から これからの「寄居のまちづくり」を考える集い <2>      2009.12. 3


 □ 男衾から これからの「寄居のまちづくり」を考える集い <1> から読む

荒川とススキ-b 400.jpg
2009年11月15日(日)

私がお話させて頂いたことは、
誰もが魅力を感じる寄居町にするためには、

・子供たちが郷土を愛し、心優しく健康に、夢を育み、誇りと自信を持って生きていけるまちに。

それには、両親が元気に生き生きと働く姿を。年寄りが元気に生きがいを持って暮らす姿を。そうした両親や年寄りが一生懸命生きている姿を子供たちに見せられること。
寄居町独自の健康で優しい心を育む教育を実施し、郷土を知り、郷土を愛する子供に。

子供たちに、もっと寄居町に触れさよう。寄居町の歴史、文化、自然に触れさせ、寄居町の大人たちの仕事に、祭りに、元気な姿を見せよう。
子供たちが寄居町の歴史や文化を楽しく学び、体験できる多くの機会をつくろう。子供たちが安心して遊べる、荒川や風布川、深沢川、吉野川、明神川等、寄居町を流れる川を本来の自然のきれいな水の流れに戻そう。

保育園や小学校、子供たちのために運動場や広場を芝生にしよう
高麗芝を貼った綺麗な芝生にする必要はない。
子供たちがのびのびと走り回れるような、転んでも怪我をしない草原で良い、寄居町の運動場を緑のカーペットで覆い尽くそう。



 □「まちづくり」寄居町特産品開発 武雄育ちのレモングラス - 2       2009.12. 2

ちゃんぽん-t 400.jpg
初日(2009年11月19日)、長崎空港では長崎ちゃんぽんがお手迎え。

バスで長崎空港を後に武雄市役所へ。
あいにく樋渡市長はすれ違いに東京へ。

午後は市役所で樋渡市長の人と市政を紹介するテレビ番組の録画を観ることに。レモングラス課の秀島課長も樋渡市長の録画番組を見ながら私たちと一緒に涙ぐんでいた。

樋渡市長は「佐賀のがばいばあちゃん」のテレビロケを誘致たり、お年寄りグループ・がばいばあちゃんずGABBAをプロデュースしたり、思い付いたことをどんどん実行していく。

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 □「まちづくり」寄居町特産品開発 武雄育ちのレモングラス - 1       2009.11.29

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から

もう先々週の事になってしまったが、10月19日から21日までの2泊3日で、九州佐賀県武雄市に、農工商連携プロジェクトの人材育成セミナーの実地研修といった形で視察旅行に行ってきた。
武雄市はこのサイトでも紹介しているレモングラスの町として今売出し中のということで、その取り組みを参考にということで、今回の視察研修旅行先となった訳だ。

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武雄育ちのレモングラスは、武雄市樋渡市長の発案から始まったプロジェクトだ。レモングラスを武雄市の特産品にと始めたプロジェクトの三年目で、ここまでメジャーにできたのには本当に驚かされる。
そこには樋渡市長を先頭に、担当者の方たちが朝から晩まで精いっぱい努力してきた結果だということが直接伺ったお話からも確認することができた。




 □ 男衾から これからの「寄居のまちづくり」を考える集い <1>      2009.11.22

もう先週の事になってしまったが、15日の日曜日に島田まこと さんが主催する21世紀・寄居まちづくり研究所による

男衾から これからの「寄居のまちづくり」を考える集い が開催された。

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島田さんをコーディネーターに、パネラーには男衾からは男衾に移り住んで子育てに励む主婦の方と私、それと上尾にお住まいのコンサルの方。

私は、寄居町が子供から老人まで、誰からも魅力ある町にするためにということで、いくつかの提案をさせて頂いた。と言っても、これと言って変わった内容の事ではない。いつも言っていることなのだが、まちづくりは、みんながこんな町になれば良い町になるだろうと思うような、当たり前のことを実現していくことなのだが、現実にはそれを実現していくことが難しいし、多くの人が無理だと思っている、とても不思議な国が日本だ。

寄居町は出生率が低い。1を切っている。それは全国的な少子化に加え若い夫婦が少ないということも原因の一つ。つまり結婚する若いカップルが少ないのか、結婚しても寄居町に住むカップルが少ないということか、ともかく将来を担う子供が少ないということは本当に問題である。

更に問題な点がある。寄居町の小学生のアンケートによると、将来寄居町に住みたいと思っている子供が四人に一人を割ってしまっているということ。四人中三人の子供が大きくなったら寄居町を出ていきたいと考えているわけで、子供が少ないといった問題の上、その少ない子供たちの中の多くの子供が寄居町には住みたくないと思っているということは、本当に悲しむべきことであり、何とかしなくては寄居町の将来はない。

それに、日本中と同じ高齢化。否応なしに高齢者の町になっていくことからは逃れることはできない。だからこそ高齢者が楽しく元気に生きていける町にしていかなくてはならない。そして、それは子供たちにとっても寄居町の魅力となるはずだ。


続きの内容については後日徐々に書かせて頂くので、今しばらくお待ち頂きたい。


 □ 男衾から これからの「寄居のまちづくり」を考える集い <2> へ



 □ サデコショップ in スキップシティ オープン (社)埼玉デザイン協議会  2009.11.01

サデコショップ(SADECO SHOP)が2009年10月30日(土)川口市にある埼玉県のスキップシティにある、埼玉県産業技術総合センター(SAITEC)の1階コミュニティールームの一部にオープンしました。

サデコショップ(社)埼玉デザイン協議会が埼玉県の授産施設への協力支援を目的として、授産施設間の交流拠点と主に製品販売を目的とするスペースです。
また、(社)埼玉デザイン協議会・SADECOは、設立当時より授産施設の製品開発支援やデザイン支援をしています。

これまでは、大宮にあるテプコソニックの31階にテプコさんのご厚意によりサデコスペース31として授産施設製品を販売してきました。サデコスペース31は事情があり今年の2月に閉店しなければならず、新店舗の場所を探していた所、埼玉デザイン協議会の事務局を置かせて頂いている埼玉県産業技術総合センターにお世話になることができました。


SS 遠景-t 360.jpg SS ファサード.jpg

これは実は画期的なことなのです。埼玉県の福祉部の関係施設を産業労働部の施設の中に置いてもらっているわけですから、これは埼玉県でも初めての事なのです。
これには、埼玉県産業技術総合センターの理解と協力無くしては決して実現できませんでした。
関係各位には心よりお礼申し上げたいと思います。

SS CSより-1 360.jpg SS 商品棚-t 360.jpg




 □ 埼玉住まい・まちづくり交流展 2009 「サデコ仲間展」       2009.10.25

旧七ッ梅 蔵内部 400.jpg
埼玉住まい・まちづくり交流展 2009 が24日(土)25日(日)と深谷市の旧七ッ梅酒造(田中藤左衛門商店)において開催され、今年は初めてSADACO(埼玉デザイン協議会)も参加させて頂いた。

私たちSADECOの会場とさせて頂いたのは、表通りに面した蔵の1階。蔵の入り口からの正面に七ッ梅のかつての酒樽や賞状や五月人形が置かれていた。床は板敷きなのだが、だいぶほこりっぽく汚れていたので、段ボール紙で床と正面を覆った。

そして、実際のディスプレイはこんな感じ。



 住まいまちづくり交流展 2009-1.jpg

タイトル幕 141-300.jpg
埼玉デザイン協議会大宮地区(SADECO DO)の会員作品を中心に、SADECOの活動やメンバーそれぞれの仕事などを紹介させて頂いた。

昨年のさいたま市授産施設支援の一つ、グリーンフィンガーズからはSADECOが商品開発&パッケージデザインなどに協力したパウンドケーキを出展して頂くとともに、会場にて販売させて頂いた。

たいへん美味しいケーキなので私も購入させて頂いたのだが、お陰様で初日にほぼ完売してしまった。二日目は蔵の中に展示しただけで販売は行わなかったのだが、どうしても一つ欲しいという方がいらしたので、最後にその方にクルミのパウンドケーキを買って頂いて、それで販売は終了とさせて頂いた。
パウンドケーキ外 400.jpg




この「サデコ仲間展」のタイトル幕は、賛助会員の株式会社デサンさんのご厚意により制作して頂きました。本当に有難うございました。






住まい・まちづくり交流展 2009-2.jpg

















 □「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居エキナセアを日本一へ 「ブランド化」  2009.10.17

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


DSCF1987 350.jpg
寄居町「健康活性農場」のエキナセアは何といっても
完全無農薬、そして有機栽培
生産者の顔や農場も見える安全・安心のエキナセアだ。

寄居産のエキナセアだ、これほどはっきりした日本産、国産エキナセアはない。




エキナセア茶 350.jpg



花精活性茶

寄居町「健康活性農場」の“花精活性茶”は、寄居エキナセアの葉だけを利用し、日本の緑茶の製法を生かした寄居だけのオリジナルエキナセア茶。

「茶葉の酸化減少加工」
「緑茶同様の色」
「まろやかで、飲みやすい風味」



寄居エキナセアの全草利用へ

寄居エキナセアは、繰り返すが、国産・完全無農薬・有機栽培、安全・安心、日本一の最高品質のエキナセアだ。
その品質を考えると、エキナセアの一層の国内普及のためにも、寄居オリジナルの部位別利用の商品開発の他、一般的なエキナセアと同様の全草を乾燥粉砕した形での販売も進めるべきだと思う。

寄居エキナセアを日本一の安全・安心エキナセアの代名詞・ブランドにしていこう。



<権田流 オリジナル エキナセア ハーブティー>

それではここで、私が寄居エキナセア武雄育ちのレモングラスを使ったインフルエンザ予防を兼ねた、心身を癒しながらダイエット効果も考え、美容と健康のための美味しいオリジナルハーブティーをご紹介しよう。

レモングラス + ローズピップ + ジンジャー + エキナセア(+ はちみつ)
  2〜3      1       0.5       0.5〜1     適宜

武雄育ちのレモングラスにはシトラールが含まれ、すっきりしたレモンの香りで心身の疲れを癒し、集中力を高めます。タイやインドでは、胃腸を整え消化吸収を助ける作用、風邪や喘息に効く作用、リンパの流れをよくして新陳代謝を良くする作用、ダイエット効果、殺菌作用などが知られているそうです。

ローズヒップにはビタミンCが、オレンジの10倍、レモンの20倍と言われます。ビタミンC以外にも、ビタミンだけでも、ビタミンA(βカロチン)・B・B1・B2、C・D・E・Pや、ミネラル(カルシウム・鉄・マンガン)、リコピン・ペクチン・食物繊維などの成分も豊富に含まれています。

ジンジャーには、発汗促進作用、血行促進、保温作用、消化促進作用、循環器系強壮作用があり冷え症、筋肉痛を改善する効果があります。ダイエットにも効果的。

寄居エキナセアには、風邪やインフルエンザなど、抗ウイルス性,抗菌性,免疫強化性など体の免疫力を高める成分があります。
毎日飲むには、寄居町のエキナセア茶“花精活性茶”は少量でも効果的だそうです。
風邪のはやる時期にはエキナセアの量を増やして効果を強化すると良いと思います。

エキナセアは中断なしに8週間以上は摂り続けない方が良いといわれていますが、それは害があるのではなく、エキナセアの効果が弱くなってくるからである。といわれています。




 □「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居町の埼玉県一 「ブランド化へ」     2009.10.15

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


もう先週の事になるのだが、私が10月5日の月曜日に農工商連携プロジェクトの特産品開発のための人材育成セミナーの第7回の講義をさせて頂いた。私は地元寄居町の住民でもあるので、特に寄居町の素材についてそれらに付加価値をつけることを中心にお話しさせて頂いた。


 寄居町は埼玉県随一の肉豚の生産地
子豚.jpg
まず寄居町の農産物で第一の生産額のもの、そしてそれは埼玉県一でもあるものは、肉豚の生産量であった。寄居町の住民でも肉豚の生産量が埼玉県一であるということは意外と知られていない。

寄居町が埼玉県随一の肉豚の生産地であるのに、そのことを住民も知らないくらいだから当然、寄居町の特産品ということにもなっていない。それは本当にもったいないことである。

ただ、寄居町の肉豚の生産高が多いといって、それがすぐにそのまま「寄居町のブランド商品」になるわけではない。
寄居町の肉豚生産高が埼玉県一ということが広く認知されれば、それはそれなりの特産品ということにはなっても、それが「ブランド商品」ということではない。

ブランドにするためには、生産者のこだわり、特徴づくりが必要となる。
そして、そうしたものが消費者に認められ、消費者から信頼を得た時に、それがブランドとなる


つまり信頼される寄居町の肉豚をつくることが必要となる。

美味しい豚肉であること
安全・安心な豚肉であること

そのために厳選した品種、こだわりの飼育等を行わなければならない。
そして、そうしたこだわりをきちんと消費者に理解されるように伝えなければ、信頼を得ることはできない。
当然、その商品が特定されなければならないので、ネーミングも必要となる。

せっかく寄居町で生産されている肉豚が埼玉県一の生産量というのだから「寄居町の豚肉は美味しいね」と言われるような「寄居豚」として「ブランド化」して頂きたいと思う。


□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居エキナセアを日本一へ 「ブランド化」 の記事へ




 □「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 2       2009.10.11

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


まちの魅力要素は、「見る」「買う」「食べる」の基本要素と「憩う」「集う」「交流する」「体験する」こと、そしてそれらを結び「回遊させる」ことが大切だ。

寄居町には、まだまだ色々な魅力要素がある。それらを上手く結び、回遊させることで、更に寄居町全体が大きな魅力となっていく。
寄居町の魅力的な観光と食、農商工・体験プログラムの創造とそれらを合わせた寄居町らしい魅力的なツアー開発は色々と考えられる。


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寄居玉淀水天宮祭花火大会               寄居町北条まつり

金尾つつじ山 360.jpg 玉淀湖 360t.jpg
寄居町金尾山つつじ Phot by hide           玉淀湖 Phot by hide

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寄居・和照茶屋“肉汁うどん”             寄居・うさぎや“つけ麺”

gyoumu_farm 360.jpg 花園フォレスト 360.jpg
丸一養鶏場 放し飼いナチュラファーム         花園フォレスト スイーツ工房


□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居町の埼玉県一 「ブランド化へ」 の記事へ
□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居エキナセアを日本一へ 「ブランド化」



 □「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 1       2009.10.10

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


まちの魅力要素は、「見る」「買う」「食べる」の基本要素と「憩う」「集う」「交流する」「体験する」こと、そしてそれらを結び「回遊させる」ことが大切だ。

寄居町にある色々な個々の魅力を結び、回遊させることで、寄居町全体で大きな魅力にしていくことが大切である。
寄居町の魅力的な観光と食、農商工・体験プログラムの創造とそれらを合わせたいくつかの魅力的なツアー開発を進めていくことが必要だ。


荒川アユ釣り 360t.jpg かわせみ河原-3 360.jpg
寄居・玉淀(荒川)                  寄居・かわせみ河原(荒川)

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鉢形城公園・深沢川                  寄居町・鉢形城公園

まるい食堂 360.jpg tanabe 360.jpg
寄居 まるい食堂・たれかつ丼             寄居 田なべ・もつ煮

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日本水・風布川                    寄居みかんの風布の里

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寄居エキナセアの花 健康活性農場           寄居エキナセア祭 健康活性農場

kiraku 360-260.jpg bacco omu 360-260.jpg
寄居・日本料理 喜楽“花ご膳”            伊酒屋 バッコ“オムライス”


□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 2 の記事へ
□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居町の埼玉県一 「ブランド化」



 □「まちづくり」寄居町特産品開発 「交流する」「体験する」           2009.10.7

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


まちの魅力要素は、「見る」「買う」「食べる」の基本要素と「憩う」「集う」「交流する」「体験する」こと、そしてそれらを結び「回遊させる」ことが大切だ。


「交流する」楽しみ 「体験する」楽しみ

田植え体験                      親子古代米づくり教室
田植え 油面小 350.jpg  田植え 350.jpg

目黒区立油面小学校では、毎年東松山市の鷲巣農園へ田植え体験(写真左)にやってきます。最初は裸足で田んぼに入るのにおっかなびっくりの子供たちも、しばらくすると大はしゃぎです。

有機・無農薬栽培の親子古代米づくり教室(鷲巣農園・考える市民の会)には数組の家族が参加。田植え体験、田の草取り体験、稲刈り体験と田植えから稲刈りまでを通して体験してもらっています。(写真右)
子供たちにも初めての体験がとても面白いようで、大変好評です。

農薬は全く使っていませんので、ザリガニや虫がたくさんいます。子供たちは生き物を捕まえてはしばし作業も忘れて大はしゃぎです。

こうした都会の子供たちが田舎に来ての体験や、農家でない家族の農業体験も彼らの将来にとってもきっと良い体験となっていくことだと思う。何よりも普段食べているお米に対しての意識がこうした体験を通して、きっと変わることだろう。

稲刈りの日 350.jpg  稲刈-1 350.jpg

古代米は、コシヒカリやひとめぼれの様な一般のお米よりも背が高くなる分だけ倒れやすいので、ご覧の通りすでに古代米は全て倒れてしまっていました。
それでも、みんなで力を合わせて古代米の稲刈りを行いました。
子供たちも稲刈りをしながら、ザリガニを見つけたり、ドジョウを見つけたり、とても楽しい体験となったようです。


古代米昼食 350.jpg  昼食(古代米) 350.jpg

お昼は、鷲巣農園産の有機無農薬栽培コシヒカリに、古代米(黒米・右、赤米・左)入りおにぎり。古代米もち米で作ったお餅入り古代米ぜんざい。そしてけんちん汁。この写真にはありませんが古代米ちぢみも頂きました。
何時食べても、古代米おにぎりはもちもちしていてとてもおいしいです。

今回は食育ボランティアの方にもお手伝いいただき、古代米の献立も考えて頂きました。
本当にご協力ありがとうございました。

ご参加いただいた御家族や関係者の方々には、本当に有難うございました。
これらの体験を通して、少しでもお米作りや食の大切さについて考えて頂けたらと思います。


これからは、こうした環境の違ったところに住む人同士、サラリーマン家庭と農家等異なる職業の家族同士の交流や体験の場も、そのまちの魅力の一つになっていきます。


□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 1 の記事へ
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 2
□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居町の埼玉県一 「ブランド化」



 

 □「まちづくり」寄居町特産品開発 「憩う」「集う」               2009.9.28

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


まちの魅力要素は、「見る」「買う」「食べる」の基本要素と「憩う」「集う」「交流する」「体験する」こと、そしてそれらを結び「回遊させる」ことが大切だ。


「憩う」楽しみ

人は日々の暮らしの中で、憩いの時間を必要とする。現代人は、時には日常の喧騒を逃れ、静かな自然の中に憩いの場を求める。身近な自然や公園も、そこに生活している人々だけでなく、来訪者にとっても旅の途中の疲れを癒す憩いの場となる。

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イタリOC 350-499-h.jpg
  旅の途中に、暮らしの中に、ふとした憩いのスペースが
  ほしい。
  
  それには、街角のオープンスペースや素敵なお店も欲し
  い。


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「集う」楽しみ

人は時に集うことを好む。人は祭りやイベントなど、大勢の人が集まるところを好む。人が集まるところは賑わいが生まれ、自然と活気も生まれ、人の心を高揚させてくれる。

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□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 1
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 2 
□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居町の埼玉県一 「ブランド化」



 □「まちづくり」寄居町特産品開発 みかんジュースと国産無農薬エキナセア   2009.9.24

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


今日も先日からご紹介している、寄居町の農商工連携による特産品開発のための人材育成セミナーに出席してきた。

今日は「寄居町における農業の動向と課題について」と題して、寄居町役場産業振興課の方にお話を伺った。全国的な動向と同じように、寄居町の農業人口や耕作面積も減少の道をたどってきたようだ。
そうした中で、現在寄居町の埼玉県内で上位の生産量の主な物は、キノコ第3位、梅第2位、ミカンはもちろん第1位、牛乳第1位、豚肉第1位、繭第3位といったところとのこと。

そして支援事業としては、風布のみかんジュースづくり(寄居町農産物加工研究会)とエキナセア(健康活性農場)の話があった。
現在寄居町のお土産品としても人気のみかんジュースは、寄居町農産物加工研究会の方たちボランティアの力に支えられているのが現実で、事業としては難しい問題を抱えているようなのが非常に残念だ。

これから、みんなの知恵と協力で何としても地域の力を生かして、より元気な寄居町にしていきたい。

セミナーでは、以前このページでもご紹介している、その寄居町で無農薬エキナセアを栽培している“健康活性農場”の渡辺秀之さんと隣席した。渡辺さんも今日はオブザーバーとしての参加のようだ。

いつも力強く抱負を語る渡辺さんにも、これからの寄居町の特産品開発に、ますますエキナセアを中心とした健康商品開発に頑張ってほしい。

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花精活性茶-3 360.jpg花精活性茶-4 360.jpg
花精活性茶-5 360.jpg花精活性茶-6 360.jpg


<権田流 オリジナル エキナセア ハーブティー>

それではここで、私が寄居エキナセア武雄育ちのレモングラスを使ったインフルエンザ予防を兼ねた、心身を癒しながらダイエット効果も考え、美容と健康のための美味しいオリジナルハーブティーをご紹介しよう。

レモングラス + ローズピップ + ジンジャー + エキナセア(+ はちみつ)
  2〜3      1       0.5       0.5〜1     適宜

武雄育ちのレモングラスにはシトラールが含まれ、すっきりしたレモンの香りで心身の疲れを癒し、集中力を高めます。タイやインドでは、胃腸を整え消化吸収を助ける作用、風邪や喘息に効く作用、リンパの流れをよくして新陳代謝を良くする作用、ダイエット効果、殺菌作用などが知られています。

ローズヒップにはビタミンCが、オレンジの10倍、レモンの20倍と言われます。ビタミンC以外にも、ビタミンだけでも、ビタミンA(βカロチン)・B・B1・B2、C・D・E・Pや、ミネラル(カルシウム・鉄・マンガン)、リコピン・ペクチン・食物繊維などの成分も豊富に含まれています。

ジンジャーには、発汗促進作用、血行促進、保温作用、消化促進作用、循環器系強壮作用があり冷え症、筋肉痛を改善する効果があります。ダイエットにも効果的。

寄居エキナセアには、風邪やインフルエンザなど、抗ウイルス性,抗菌性,免疫強化性など体の免疫力を高める成分があります。
毎日飲むには、寄居エキナセア茶“花精活性茶”は少量でも効果的だそうです。
風邪のはやる時期にはエキナセアの量を増やして効果を強化すると良いと思います。

エキナセアは中断なしに8週間以上は摂り続けない方が良いといわれていますが、それは害があるのではなく、エキナセアの効果が弱くなってくるからである。といわれています。


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□「まちづくり」寄居町特産品開発 「憩う」「集う」
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「交流する」「体験する」
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 1
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 2
□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居町の埼玉県一 「ブランド化へ」



 □「まちづくり」寄居町特産品開発 まちの魅力づくり            2009.9.23

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から読む


まちの魅力は、そのまちの個性、そのまちらしさの魅力づくりが大切である。

山並み 400.jpgこれまでは日本中のいたる所で、価値のあるものが地元の人たちにはその価値が認識されないまま知らず知らずのうちに失われていったものも多い。

そのまちでは当たり前の景色や、その地域特有の食材や調理法、その土地の特産、その土地の祭り、その地域の当たり前の自然や歴史的ものが、他から訪れる人たちには大変興味深かったり、感動を呼んだりと、とても魅力的に感じるものがたくさんあるものだ。

まちに埋もれている資産を生かし、まちの魅力にしよう。





 放光院 350.jpg きのこ汁うどん-t 350.jpg

 深沢川 350.jpg エドヒガンザクラ 350.jpg


秋の収穫-t 400.jpg寄居町の農産物で、寄居町を代表するものは何だろう。
古くからは、400年以上の歴史のある寄居町風布・小林みかん。
最近ではエキナセアといったハーブの栽培が、寄居町の特産品にしようということで一部の地域で盛んに行われている。

とは言っても、ミカンは観光みかん園といったところであるし、エキナセアもまだまだこれからのものである。
北限のミカンといわれてきた長い歴史のある寄居町のみかん、新しく寄居町の特産品として歴史を刻み始めたエキナセア、これからもますます寄居町の魅力の一つとして発展させて行ってほしい。

 我が家の収穫物


 みかん 320.jpg ekinasea-1.jpg
 寄居町のみかん                 寄居町のエキナセア


□「まちづくり」寄居町特産品開発 みかんジュースと国産無農薬エキナセア の記事へ
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「見る」「買う」「食べる」
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「憩う」「集う」
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「交流する」「体験する」
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 1
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 2
□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居町の埼玉県一 「ブランド化へ」



 □「まちづくり」寄居町特産品開発 魅力の素を探そう            2009.9.18

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から読む


地域の魅力の素となるもの探そう。

現代は生活や地域文化も次第に地域性が薄れ、日本中が同じ様な暮らし方や同じ様な街並みになってしまった。
では逆に、自分たちの住んでいる地域に埋もれているものや、その地域特有の暮らし方や魅力をどれだけ理解しているだろうか。
自分たちが普段当たり前と思っているものは、意外とその価値や魅力について疎くなっているものである。

京亭 アユ飯.jpgどこの町にもその地域特有のものが必ずあるはずである。「まちづくり」には、そうした日常の当たり前の中に埋もれてしまっているものの中から、その土地特有のものや地域に伝わる歴史的なもの等を探し出し、そうしたものを積極的にその地域の魅力的なものに変えていくことが必要だ。

食文化についても考えてみよう。地域の名物料理、郷土料理は当然のこと、普段何気なく当たり前に食べている家庭料理や食材の料理法にも気を留めてみよう。食の中にもその地域特有のものがあるはずだ。

今井屋 かつ丼.jpg
その地域の家庭料理もその地域の魅力の一つに育てることができる。

糧うどん-1.jpg









「糧うどん」は、東京西部から埼玉県に広がるエリアの家庭で食べるうどんの食べ方。

我が家でも季節のコマツナやダイコン、ナスの茹でたものを糧にして、よく食べる。


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□「まちづくり」寄居町特産品開発 「憩う」「集う」
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□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 1
□「まちづくり」寄居町特産品開発 「回遊する」 寄居町の魅力 - 2
□「まちづくり」寄居町特産品開発 寄居町の埼玉県一 「ブランド化へ」



 □「まちづくり」 寄居町特産品開発プロジェクト 始動           2009.9.12

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


寄居町でもこの九月から、寄居町商工会主催による寄居町特産品開発プロジェクト始まった。
農商工連携による特産品開発のための人材育成セミナーだ。
こうした事業も、今日本中で盛んに行われている地域の活性化、「まちづくり」の一つである。

今では「まちづくり」について語られる機会も多くなり、市民によるまちづくり活動にまで発展している事例も少なくない。そうした市民によるまちづくり運動が各地で起こり、行政と協力して、日本中のそれぞれの地域が元気になっていくことは大変喜ばしいことだ。

「まちづくり」といっても、その具体的な在り方はそれぞれの人の置かれた立場や、住んでいる環境によっても異なってくる。その都市の大きさや都市の状況によっても違ってくるだろう。
そして同じ町に住む人でも、仕事によっても違ってくるだろうし、お店を営んでいる人と、商売をしていない人とでも考え方は違ってくる。まして農家やサラリーマンでは「まちづくり」への考えも変わってくる。

現在、多く使われるようになってきたひらがなの「まちづくり」という言葉には、多くの意味や思いが込められているように思う。

「まちづくり」として考えられることは、特産品開発、地域ブランドづくり等、地域経済の活性化となる「まちづくり」、祭りやイベント開催等の地域興しとしての「町づくり」、街並みの再生等、景観づくりとしての「街づくり」、更に観光まちづくりなど様々である。
もちろんこうした経済効果を考えたものだけでもないのは言うまでもないが。

とはいえ、どれもそれぞれの地域の特徴や文化等、地域性を生かしたその町ならではの魅力づくりの「まちづくり」が必要である。

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そうしたあらゆる考え方も含めて、「まちづくり」とは地域の自然や伝統文化を生かし、教育の充実や産業、芸術の発展と共にまちの活力と魅力を高め、生活の質の向上を実現し、その地域の人々が誇りを持って、安心して暮らしていける「まち」に、継続して育てつくりあげて行くことだと思う。


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 □ 寄居町特産品開発プロジェクト オープニングセミナー            2009.9.4

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


本日いよいよオープニングセミナーだ。

寄居町特産品開発プロジェクト
9月4日(金) オープニングセミナー開催! 講師 田中義剛 氏

主催:寄居町商工会
後援:寄居町・武蔵野銀行

寄居町商工会0808a730.jpg


今回のセミナーでは、有難いことに私もお話しさせて頂く機会を頂いた。
地元寄居町の活性化、まちづくり、人づくりに少しでもお役に立てる機会を頂いたことに感謝したい。


寄居町商工会t-300.jpg寄居町商工会研修内容400.jpg















私は仕事柄、まちづくりの中でも景観づくりや都市計画のようなハード面のことが特に専門ではあるが、やはりまちづくりはハード面だけではできない。産業の活性も必要で、農商工、観光など地場産業の活性化も重要である。

皆が元気に働け、誇りを持って、安心して暮らしていける様な「まちづくり」を実現していきたい。
それには、まちの人たちと行政のやる気が第一で、それに専門家などの協力が必要である。

昨今、色々な方面からのまちづくりが叫ばれ、特産品開発、地域ブランドづくりも日本中で盛んにおこなわれている。

そこで今回のセミナーでは、そうした特産品開発における農商工連携しての協力の必要性と連携していくための「ひとづくり」を目指すものだ。

私は地元寄居町の住民でもあるので、特に寄居町の観光資源や農産物といった、寄居町のものを中心に取り上げてお話しさせて頂こうと思っている。














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 □ 寄居町特産品開発プロジェクト(2)                   2009.8.17

□ 寄居町特産品開発プロジェクト(1) の記事から


地域の特産品開発、地域ブランド商品の開発、そこで農商工連携。

寄居町商工会al 730.jpg


今、日本中で地域ブランド商品開発、地域資源活用、地場産業の活性化などと、叫ばれている。

そこの地域の資源を生かし、特産品を更にブランド商品にしていく。
これといった特産品が見つからないようなら、探し出す。無いと思っていても、気がつかないところに気がつかないものが以外と有ったりする。
もし、本当にどれも今一つといったものばかりで、これをというものが見つからない場合は、それを創りだすことが大切で、それも地域ブランド商品開発の一つ。

それも、その地域の農商工が連携して、例えば地場の農産物の一次産品を加工することで、更に付加価値をつけた商品として展開し販売していくことで、関連企業等、地域として活性させていくことが更なる地域の活性化には必要。

そこで、このセミナーでは、地域の異業種、事業者間の枠を超え、地域一丸となって農商工の連携に取り組む環境づくり、人材づくりが目的だ。
寄居町でも初めての事業だが、多くの人に応募して頂き、これからの寄居町の活性化のために役立ててほしい。


あなたも、このセミナーを受けてみたいようならお申込み・お問い合わせはこちらへ。(定員 20名)
主催:寄居町商工会


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 □ 寄居町特産品開発プロジェクト(1)                   2009.8.16

本日の朝刊に2回目のチラシが入った。

寄居町特産品開発プロジェクト始動。
9月4日(金) オープニングセミナー開催! 講師 田中義剛 氏

主催:寄居町商工会
後援:寄居町・武蔵野銀行

そう田中氏は、今話題のタレント実業家の一人。北海道に牧場を持つ夢をかなえ、そこから今話題の人気商品の数々を誕生させ、タレント業と実業家を両立という以上に成功させている人物である。

オープニングセミナー 460-500.jpg
このプロジェクトは、中小企業庁の農商工連携等人材育成事業の一貫で、地域活性化のために活躍できる人材を育成しようといったプロジェクトだ。

そのオープニングセミナーを担当するのが、田中義剛氏。
今、商品開発の成功者。牧場経営、商品開発から販売、店舗展開等、マスコミの応援もあり出す物やること全てがうまくいっている。

田中氏も、もちろんここまで来るには紆余曲折の道のりもあったことだろうが、開発した商品が評価され、人々に支持されたからこそここまで売れまくっているということだろう。

消費者は正直で、商品がそこそこのレベルでなければ人気も長続きはしない。

今話題の生キャラメルをここまでメジャーにしたのは、田中氏経営の花畑牧場の生キャラメルだ。


レシピ自体は難しいものではないと思うが、ここまで評判になる「花畑牧場」の生キャラメルはどこが違うのか。

私は残念なことに「花畑牧場」の生キャラメルを頂いたことがないので、他の生キャラメルとどれだけ違うのかが分からないが、少ない経験からはこれまでこれは本当に美味いと思った生キャラメルに出会ったことがない。
何度か「花畑牧場」の通販サイトから購入しようと考えたが、いつも売り切れ状態なので、結局購入はあきらめてしまった。(久々に覗いてみたらサイトもリニューアルされ、生キャラメルの予約購入が可能だ。)

どちらにしても、〜大ヒットの法則〜 聞いてみたい。楽しみである。

あなたも、聞いてみたいようならお申込み・お問い合わせはこちらへ。
主催:寄居町商工会

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□ 鳥取方式 芝生化  芝生の生育状況                    2009.8.5

ニール氏_250-271.jpg日本中の広場やグラウンドを芝生にしよう!

日本中に鳥取方式芝生化を進めているニール・スミスさんのホームページ芝生化奮闘記<Diary>のページに、5月30日に植え付けた芝生の生育状況が紹介されている。

どうでしょう、ニールさんが言うように草取りはしなくても立派な芝生が出来上がっていく様子がわかります。

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□ 親子でつくる楽器教室 SADECO 第23回サデコスクール - 2 7.26      2009.8.4


7月25日(土)26日(日)と、
二日間にわたって埼玉デザイン協議会主催の第23回サデコスクール 親子でつくる楽器教室が開催された。

遅くなってしまったが、二日目の様子をアップする。
実際には私は二日目は都合がつかなかったので参加していない。写真はSADECOのメンバーの福井さんに提供していただいた。福井さん、有難うございます。


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二日目は色彩の講義から

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枝で装飾したウインドチャイム             榎本校長による作品講評


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フィナーレは、参加者がそれぞれ自分で作った楽器を使っての大合奏。




□ 親子でつくる楽器教室 SADECO 第23回サデコスクール            2009.7.25


本日から、二日間にわたって埼玉デザイン協議会主催の第23回サデコスクール 親子でつくる楽器教室が開催される。

初日の本日は、関越の渋滞で遅れる参加家族がでたので、予定よりやや遅れて始まった。

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林理事長のマジックを交えた楽しい挨拶と榎本校長の挨拶の後、楽器づくりの前にプロの演奏家による生演奏。
東京フィルハーモニー交響楽団の首席トランペッターの古田俊博氏と辻本憲一氏の二台のトランペットに、トロンボーンとチューバにホルンといった組み合わせで、クラッシックの曲から“千の風になって”“サザエさん”“崖の上のポニョ”まで楽しい演奏の数々を聴かせていただいた。


それぞれの楽器の作り方や作業の流れを聞いた後に、いよいよ製作開始だ。
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毎年人気の高いアルペンホルンの説明          型紙を使って厚紙に形をとる

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初めての鋸体験                    太鼓に張る皮づくり

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アルペンホルンの型どりも終盤に            ホルンの先端、曲がった部分が一番難しいところ

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厚紙のホルンの上に補強用の布を巻いて更に接着剤を塗る 途中までできたウインドチャイム


DSCF1518 300.jpg布の上から更に小川町の和紙をはって、
今日一日の作業は終了。
後は明日までに乾燥するのを待つ。

明日はいよいよ仕上げの塗装だ。


















 □ 日本地域資源学会 コミュニティ・キュレータ・ライセンス シンポジウム-2 2009.7.22


シンポジウム当日は日本地域資源学会長 望月照彦 氏の挨拶の後、
日本地域資源学会副会長でもある 石森秀三 氏(北海道大学観光学高等研究センター長・教授)の基調講演があった。

石森氏の講演では、我国の近年の状況から日本の観光立国としての流れと地域資源の重要性等を、短い時間の中で歯切れのよい口調で分かりやすく解説頂いた。

石森氏のレジメにその内容が、時系列に箇条書きで非常に分かりやすくまとめてあるので、興味のある方はご覧いただきたい。地域資源の話で、ここまで、時代の状況から国の政策としての観光への取り組みや、人々の観光へ意識の変化や、それぞれの地域資源の再発見と創出、そして活用へと一緒にまとめられたものは初めてだ。

また、石森氏の講演の中で、私がこれまでほとんど考えてもみなかったことに驚いた。

これまで、我国では観光についてはあまり重要には考えられてこなかった。それが、我国において初めて国家的課題として観光対策が取り上げられることになり、2003年1月に観光立国懇談会が発足した。7月には観光立国宣言がなされ、観光立国担当大臣(国土交通大臣)のポストまでが創設された。そして2006年12月には観光立国推進基本法制定となり、2008年には観光庁が新設された。

そうした、我国において初めて国家的課題として観光を重視しようとした時の総理大臣、誰であろう、郵政民営化の小泉総理大臣だという。これには、考えてもみなかったことだったのでちょっと驚いた。


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石森教授レジメ-2.jpg




 □ 日本地域資源学会 コミュニティ・キュレータ・ライセンス シンポジウム   2009.7.18

もう昨日になるが、日本地域資源学会 コミュニティ・キュレータ・ライセンス シンポジウムに参加してきた。4年前に設立された日本地域資源学会の初めてのコミュニティ・キュレータ・ライセンス シンポジウムということだった。

どこからの関係かはわからないが、コミュニティ・キュレータ・ライセンス創設記念シンポジウムに御招待頂いた。

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時代はまさに地域の時代になりつつある。地域の時代にしていかなくてはいけない。
地域の活性化、地域ブランド興し、地産地消、まさに地域資源を生かしたまちづくりが必要だ。




 □ 埼玉住まい・まちづくり交流展 2009                2009.7.12

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昨日、深谷市の旧七ッ梅酒造(株式会社田中藤左衛門商店)を訪ねる機会を得た。
時代の流れとともに、埼玉県でも多くの造り酒屋が暖簾を下ろしている。ここ深谷の清酒七ッ梅の蔵元の田中藤左衛門商店の酒蔵も今は空き家になっている。いや、空き家になっていたのだが、今は深谷のNPOの方々がそれらをよみがえらせようとしている。


DSCF1456 400r.jpgまた、深谷シネマが来年の3月までに都市計画の関係で移転を余儀なくされているという。

そこで、深谷シネマがここ旧七ッ梅酒造の蔵の一つによみがえることになる予定ということだ。
きっとこれまで以上に、ここ深谷市にしかない映画館“深谷シネマ”として生まれ変わることだろう。とても楽しみだ。

それと、レンガ造りの蔵の部分にはカレー屋さんが出店を予定しているとのこと。
そちらも蔵を生かしてどんなカレー屋さんになるのか楽しみだ。




DSCF1445 400r.jpgまだまだ整備はこれからというところだが、近い将来これらの歴史的な建物を生かしていこうというNPOの方たちの努力が実り、魅力的な深谷市の拠点となることだろう。


そして、今年の10月24日・25日の二日間、この旧七ッ梅酒造の施設を利用して、
埼玉住まい・まちづくり交流展 2009
が開催される。








 □ 武雄市  武雄陶磁器ショップ「緑青」                  2009.7.6

しばらく前から、以前(2009.2.25)訪ねた佐賀県武雄市の樋渡啓祐(ひわたしけいすけ)市長のブログ(武雄市長物語を時々訪ねている。

そこで武雄温泉通りに、武雄陶磁器ショップ「緑青」がオープンしたということを知った。私も以前武雄温泉街を訪ねた時のコメントで、温泉街に武雄の各窯元の焼物を一同に見て買えるお店がほしいということを記したが、そんなお店が温泉通りの空き店舗を利用してできたということのようだ。


武雄市「緑青」-1 400r.jpgとにかくとても良いことだと思う。

武雄は焼物の歴史は古く、現在もたくさんの窯元があるのだが、有田焼の様に知名度という点ではもう一つ弱い。

これまで焼物の武雄というと「古唐津」ということの様だが、現在の80か所にも及ぶ窯元ではあらゆる種類のものが焼かれているので、武雄焼としての統一ブランドイメージの構築が必要だと思う。

当初は15の窯元からの作品展示だったものが、7月より更に15増え、30の窯元の作品が展示販売されることになったようだ。
まだまだ武雄にある全ての窯元の作品を展示販売
武雄市「緑青」-2 400r.jpgとまではいかないようだが、これからさらに増やし、ほとんどの窯元の作品が見られるようにしてほしい。

更に良いお店にいていくために一言。

せっかく武雄焼のアンテナショップが温泉通りにできたわけだが、更に良いお店にするためにはやはりプロのデザイナー(インテリヤ&ディスプレー)に頼んで、展示空間や展示方法を工夫してほしい。

一般的に、NPOや市民が中心になって行われる事業には、デザインの部分でもう一つ足りないものが多いのが残念に思う。

武雄焼にとって、武雄陶磁器ショップ「緑青」のイメージは大変重要である。ただ所狭しとたくさんの作品や商品を並べるだけでなく、どうディスプレーするかによっても作品の品質イメージは大きく変わってくるということをもっと重要視してほしいと思う。


写真は、武雄のイベント情報等を紹介しているタケさんのいちおし!>ブログよりお借りしました。



□ 鳥取方式 芝生化  ニール・スミス 氏                   2009.6.26

ニール氏_250-271.jpg日本中に鳥取方式芝生化を進めているニール・スミスさんのホームページ芝生化奮闘記Diaryのページに、5月30日に植え付けた芝生の生育状況が紹介されている。

草取りもしないで、週に一度刈り込むだけの芝生の管理には費用はかからない。

と説明されてもなかなか分からない、信じられない人たちに、本当に草取りをしないで週に一度刈り込むだけでどんな芝生になるのか、このDiaryをときどき見させて頂くことでその様子が分ると思う。

さあー、これからどんな感じになっていくかとても楽しみだ。
草取りもしない芝生なんて、と信じられない貴方こそぜひ確認してほしい。

下の写真はその一部の実例だが、鳥取市湖山池東岸の「お花畑ゾーン」に至っては、自然に生える草を刈り込んだだけで、芝も植えていないという。
芝生は管理が大変だと言って、鳥取方式を信じない貴方たち、子供たちのために先ずは始めてみようではないか。


 寄居町運動場芝生化計画
 我が町寄居町の運動場や広場も、子供たちのために芝生にできるところはぜひ芝生にしてほしい。


 <実例>
鳥取市湖山池東岸の「お花畑ゾーン」350-262.jpg鳥取市松保保育所 350-262.jpg












 鳥取市湖山池東岸の「お花畑ゾーン」          鳥取市松保保育所
 芝草の種類 自然に生える草              芝草の種類 ティフトン・ライグラス
 年間費用  \20/m2                  年間費用  \20/m2


 写真やデータはニールさんの芝生化奮闘記ブログよりお借りしました。



□ 親子でつくる楽器教室 SADECO 第23回サデコスクール            2009.6.22

私もメンバーである埼玉デザイン協議会主催の第23回サデコスクール 親子でつくる楽器教室
今年も開催される。ぜひ参加してほしい。

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SADECO 第23回サデコスクール 親子でつくる楽器教室
日時 2009年7月26日(土)27日(日) 午前10時 〜 午後4時
会場 埼玉伝統工芸会館

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 □ 広域関東圏CB推進協議会 遠州夢倶楽部 三方原ポテトチップス <その4> 2009.6.21

広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 2009年度キックオフフォーラム
地域産業振興に活かせ!コミュニティビジネス
2009年6月11日(木)
主催 関東経済産業局・広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会


■事例-3 遠州夢倶楽部(静岡県) 役員 有限会社あらかわ 荒川 能宏 氏
      http://inasa.pos.to/yume/
      酒屋のグループが遠州地方の美味いものを開発・発売。三方原ポテトチップスなど魅力ある
      オリジナル商品が大ヒット!


 <その4> <その1>から読む

P6090009in.jpg今では契約農家も増え、毎年ジャガイモの収穫時期になると、各農家が袋に入れておいてくれた収穫したばかりのジャガイモを回収して直ぐに地元の契約工場に持ち込み、直ぐに製品化することで、新鮮なジャガイモの味を生かした三方原ポテトチップスが生まれる。

三方原ポテトチップスは、最初は酒屋さんグループ“遠州夢倶楽部”と一軒のジャガイモ生産農家との出会いから生まれたわけだが、ポテトチップス自体は全国どこでもたくさんの種類のものが、色々なお店で当たり前のように売られているものだ。

この時の農家との出会いがなければ、彼らにもこれだけどこにでもあるポテトチップのオリジナル製品を作ろうといった発想は、きっと浮かばなかったと思う。
農家から、「商品にならないジャガイモを何とかできないか?」といった話があった時に、「揚げてポテトチップにしてみようか」と、直ぐに行動に移せるところが“遠州夢倶楽部”の素晴らしいところだと思う。

P6090009in.jpg
結果として生まれた、地元三方原のジャガイモを使って地元の工場で製造し、地元の酒屋さんで売られることになった三方原ポテトチップスは、一般のスーパーで売られている大手のポテトチップよりも高い価格のものになってしまったという。

それでも、ジャガイモの風味を生かしたどこか懐かしい味の三方原ポテトチップスは次第に評判となり、「あのポテトチップはどこで売っているの?」といって、今まではあまり来たこともないような若者が、酒屋に訪れ、三方原ポテトチップスを買っていくようになってきたという。


この三方原ポテトチップスの成功事例からは、ポテトチップといった一見競合の多い商品に見えるが、消費量も多い商品では、地元産など特徴と素材や品質へのこだわりから生まれた確かな製品であれば、大手の製品とも十分勝負ができることが実証されている。




 □ 広域関東圏CB推進協議会 遠州夢倶楽部 三方原ポテトチップス <その3> 2009.6.18

広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 2009年度キックオフフォーラム
地域産業振興に活かせ!コミュニティビジネス
2009年6月11日(木)
主催 関東経済産業局・広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会


■事例-3 遠州夢倶楽部(静岡県) 役員 有限会社あらかわ 荒川 能宏 氏
      http://inasa.pos.to/yume/
      酒屋のグループが遠州地方の美味いものを開発・発売。三方原ポテトチップスなど魅力ある
      オリジナル商品が大ヒット!


 <その3> <その1>から読む
P6090009in.jpg
三方原ポテトチップスにいたっては、美味しいのに小さいというだけで利用価値の無かったジャガイモから、ポテトチップを作って自分たちの店で売ろうということで、地元の製造工場にお願いして“遠州夢倶楽部”オリジナルのポテトチップを作ってしまった。

頼んだ工場も、メジャーなポテトチップメーカーでは当然なく、専用ラインがあるわけではないが、それがかえって良かったという。大きなラインに流してポテトを揚げるのではなく、丸釜で少しずつ丁寧に揚げることで、一段とジャガイモ本来の風味豊かなポテトチップが出来上がったということだ。

つまり、三方原の農家が丹精込めて作ったジャガイモの、素材本来の風味を生かすように作られた“遠州夢倶楽部”オリジナルのポテトチップが三方原ポテトチップスだ。


 話はまだここで終わらない。  <つづく>




 □ 広域関東圏CB推進協議会 遠州夢倶楽部 三方原ポテトチップス <その2> 2009.6.17

広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 2009年度キックオフフォーラム
地域産業振興に活かせ!コミュニティビジネス
2009年6月11日(木)
主催 関東経済産業局・広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会


■事例-3 遠州夢倶楽部(静岡県) 役員 有限会社あらかわ 荒川 能宏 氏
      http://inasa.pos.to/yume/
      酒屋のグループが遠州地方の美味いものを開発・発売。三方原ポテトチップスなど魅力ある
      オリジナル商品が大ヒット!


その2> <その1>から読む 

とはいえ、一般の商品開発では、新商品を開発しても売れる保証はないし、どうやって売るか、売ってもらう場所を探したりと、マーケティングの問題も大変であると考えるのが普通である。

グリーンカレー.jpgところが、この酒屋さんのグループ“遠州夢倶楽部”では、初めに自分たちで売れるもの、自分たちにしか売れないものを作ろうといったところから始まっているのである。つまり、売る場所は自分たちの店であるわけなので、売れる商品づくりで決まるわけだ。

そうすると、次の問題は開発費である。一つの酒屋さんが新商品を開発するとなるとその開発費はそのお店だけが負担しなくてはならないが、“遠州夢倶楽部”はグループなので、みんなで負担すればよいので一店当たりの負担はそれほど多くないという。そうしたことから、開発費に対する気持ちは楽だということだ。

荒川さんのお話をうかがっていると、本当に元気な気持ちになってくる。自分たちでもやれそうな気になってくるのだ。

酒屋さんグループ“遠州夢倶楽部”の年会費は26,000円ということだったと思う。現在29店が加盟しているから、年会費収入は754,000円。
例えば、初期ロット1,500個、原価200円(試作を含む)かかる商品と仮定した時、その新商品開発にかかる費用は、300,000円である。すると一店にかかる負担は10,000円ちょっとということになる。それも会費の中からの出費なので、基本的には追加負担にはないということのようだ。
できた新商品は、各店舗に約50個ずつということなので、その50個を売切れば一応マイナスにはならないわけである。

そう考えると、確かにそれほどリスクを感じないで、気楽な気持ちで商品開発ができそうである。
期限内で売れそうもない物は、自分たちで食べちゃう。と笑顔で言っていた。

ース.jpg
話だけを聞いていると、とても簡単のように聞こえるが、実際には開発費のほかの努力があってのことである。
材料の調達、協力企業の選定等、荒川さんや担当者の方たちの行動力なくしては実現できないことである。

最初の開発商品である“超美味ソース”については、しばらく試行錯誤があり、話には出なかったが少し苦労されたように思えた。美味いソースへの妥協を許さない姿勢は、製造メーカーの変更もいとわなかったようだ。

三方原ポテトチップスにいたっては、 <つづく>




 □ 広域関東圏CB推進協議会 遠州夢倶楽部 三方原ポテトチップス <その1> 2009.6.16

広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 2009年度キックオフフォーラム
地域産業振興に活かせ!コミュニティビジネス
2009年6月11日(木)
主催 関東経済産業局・広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会


■事例-3 遠州夢倶楽部(静岡県) 役員 有限会社あらかわ 荒川 能宏 氏
      http://inasa.pos.to/yume/
      酒屋のグループが遠州地方の美味いものを開発・発売。三方原ポテトチップスなど魅力ある
      オリジナル商品が大ヒット!


その1

“遠州夢倶楽部”の荒川さんのお話には、非常に勇気を貰ったというか、誰にもにも何かやれそうな気がした。地方の多くの酒屋さんたちが、社会の変化とともに不景気に悩んでいると思うが、“遠州夢倶楽部”さんの様に地域の酒屋さんたちが集まってそうした状況を打開しようと、自分たちで売れるものを開発してしまうようなことはほとんどやらないと思うし、難しいと思っているだろう。ところが、荒川さんの話を聞いていると、自分でも試しにやってみようかと思えるほど気軽に挑戦しているので、聞いている私自身もとてもうれしくなった。地方の個人の酒屋さんだけでなく、地域で協力して努力していくことの大切さを実践している、とても良い参考事例だ。

P6090009in.jpg
その三方原ポテトチップスがこれだ。
地元のとれたてのジャガイモを原料に、地元の工場で丁寧に作られたポテトチップスは、ジャガイモ本来の香り豊かな製品だ。それが評判になって、今ではこの季節、ジャガイモの収穫時期を楽しみに待っている人が多い、地元季節限定人気商品だという。

商品開発のきっかけは、酒屋仲間が集まり、じり貧になっていく状況の中、何か自分たちの店で打っていける自分たちの商品を開発しようといったところからだったという。
その最初の商品はオリジナルソース“超美味ソース(ちょううまそーす)”。

そして、ある農家から型落ちのジャガイモが毎年でるが、使い道がないといった話を聞き、それじゃ、それをポテトチップにしようかといったことになり、商品化となったという。

農家で余った(これまで商品にならなかったもの)ジャガイモのとれたてのものだけを材料に、作ったポテトチップスだけをできた量だけ売るから季節限定、だから美味い、だからみんなも待ち遠しい商品となる。
素晴らしい。
                                              <つづく>




 □ 広域関東圏CB推進協議会  NPO法人まえはら子育てネットワーク    2009.6.15

広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 2009年度キックオフフォーラム
地域産業振興に活かせ!コミュニティビジネス
2009年6月11日(木)
主催 関東経済産業局・広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会

■事例-2 NPO法人まえはら子育てネットワーク(千葉県) 理事長 小手川 京子 氏
     http://genkinet.ciao.jp/index.shtml
     保育者と保護者で運営。2008年に建てられた新園舎は、費用のほとんどが擬似私募債
     発行や募金という地域の協力で生まれた!

まえはら子育てN..jpgこんなやり方もあったのかといった驚きと、当初これだけ上手くいった基には、それまで築いてきた信頼があってのことだろうと思う。そして、それはスタートであり、現実にはこれからの業績によるところであるが、それも大変なことには違いないと思う。

1960年に“前原団地保育の会”として発足して以来、50年にも及ぶ長い年月を自主運営してきたという。ところが、前原団地の建て替えに伴った、間借りしていた市児童ホーム自体の建て替えを機会に、なんとか園庭のある自前園舎の建設を目指し奔走する。敷地は長年の実績にUR都市再生機構から50年の定期借地権で提供を受けるが建設資金がなく、多くの助成金を申請するも、どこからも支援を受けることはできなかったという。
そこで、擬似私募債による資金調達の提案を受け、残りの必要資金額4,300万円を債権(償還期間 5年もの一口30万、7年もの50万)とした。市記者クラブで発表したところ、思いのほかの反響で1ヶ月で4,300万円を集める事が出来たという。
それにはOB会と保護者の力が大きかったという。それは、この会の長年の子育て支援活動があったからこそであり、保護者や卒園生に信頼され、支持されているからである。
とはいっても、これからもまだまだ大変であるわけだが、子どもたちが園庭で遊ぶ姿は何よりも励みとなることだろう。




 □ 広域関東圏CB推進協議会 2009  有限会社守谷すたいる         2009.6.14

広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 2009年度キックオフフォーラム
地域産業振興に活かせ!コミュニティビジネス
2009年6月11日(木)
主催 関東経済産業局・広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会


■事例-1 有限会社守谷すたいる(茨城県) 代表取締役 澤井 和男 氏
      http://www.moriya-style.net
      TX守谷駅にオープン。市内や近隣市町村のスイーツ パン 漬物等を販売。「守谷って楽しい」
      と言われる市民参加型の街づくりを目指す!

守谷.gif


守谷 sweets_2.jpg 守谷 japanese_7.jpg


頭が下がるではないか、
守谷スタイル”は「市民が設立したまちづくり有限会社」助成金ゼロ、事業ベースでまちづくりを目指し、「商品を売るよりこだわりを売る」ことを目標としている。
基本はどんな団体も法人も、自立していくことがあるべき姿ではあると思う。ただ、現実には補助金制度といううものがあるのだから、必要に応じてその補助金を生かすことで、利用しても良いと私は思っている。

創立当時から行われてきた「株主合議制経営」では、経営責任の所在がはっきりせず、仲良しクラブ的経営の中、経営もあいまいになりがちだったようだ。――慢性的赤字経営

改善⇒代表経営責任(CEO)体制へ 経営責任の明確化とスピード経営――黒字転換

・IT手法による市民参加
 Web刷新 守谷スタイルHPのポータルサイト化 リアル店舗との連動 参加店のこだわり哲学訴求 
        Webビジネス
        市民(ブロガー)との協働プロジェクト 地域の三ツ星グルメガイド編集事業等


上記のようにITに明るい市民(主婦たち)の協力を得て、積極的な事業の展開を図っていくということだ。
今後、そうした新しい事業の成果が楽しみである。




 □ 広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 2009年度キックオフフォーラム 2009.6.12

広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 2009年度キックオフフォーラム
地域産業振興に活かせ!コミュニティビジネス
2009年6月11日(木)
主催 関東経済産業局・広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会

昨日は、さいたま新都心合同庁舎1号館講堂で開催された、私もメンバーである
広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会2009年度キックオフフォーラムに参加してきた。
これから益々重要となるコミュニティビジネスを現在元気に実践している人たちのお話を伺うことができた。
そうした方々の活動も、現実にはなかなかビジネスとして成立するということの難しさも感じられた。
とはいえ、実践する努力と行動力には敬意を表したい。

■事例-1 有限会社守谷すたいる(茨城県) 代表取締役 澤井 和男 氏
      http://www.moriya-style.net
      TX守谷駅にオープン。市内や近隣市町村のスイーツ パン 漬物等を販売。「守谷って楽しい」
      と言われる市民参加型の街づくりを目指す!

守谷.gif


■事例-2 NPO法人まえはら子育てネットワーク(千葉県) 理事長 小手川 京子 氏
     http://genkinet.ciao.jp/index.shtml
     保育者と保護者で運営。2008年に建てられた新園舎は、費用のほとんどが擬似私募債の
     発行や募金という地域の協力で生まれた!

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■事例-3 遠州夢倶楽部(静岡県) 役員 有限会社あらかわ 荒川 能宏 氏
      http://inasa.pos.to/yume/
      酒屋のグループが遠州地方の美味いものを開発・発売。三方原ポテトチップスなど魅力ある
      オリジナル商品が大ヒット!




 □ 目黒区立油面小学校 田植え体験 2009                2009.6.8

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今日は、先日「考える市民の会」の親子古代米づくり教室でもお世話になった、会のメンバーでもある「わしのす農場」で毎年行われている目黒区立油面小学校の田植え体験だった。

天気が危ぶまれていたが、雨にはならなかったので本当に良かった。

田植えを始める前には、子供たちの司会で説明会が行われ、わしのすさんと校長先生のお米や食べ物の大切さなどのお話の後、わしのすさんの田植えのやり方や注意事項等の説明があり、いよいよ二組に分かれて田んぼの中に。

わしのすさんの「これから皆さんにやってもらう田植えは、遊びではありませんので真剣にやってください。…。」といった言葉が印象的だった。

初めて田んぼに足を踏み入れる子供たちは、田んぼの土の感覚に大はしゃぎだ。おぼつかない足取りで位置につくと、いよいよ田植え作業の始まり。
みんな楽しそうに真剣に植えている姿が微笑ましかった。

子供たちにとって楽しい貴重な一日になったということで、お手伝いの私たちも甲斐があったというもの。
わしのすさんへの「お礼の会」の後、子どもたちにとってさらに楽しみのお弁当と自由時間。帰りまでの1時間余り、田んぼの周囲には楽しそうな子供たちの声が響き渡っていた。




 □ 田植え体験 親子古代米づくり教室 2009 〜 田植えから収穫まで 〜  2009.5.31

 参加者募集! 次は7月12日(日) 田の草取り体験から
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新宿からの一家族が毎週の天候の都合で予定がずれたことで来れなくなってしまったことは残念だったが、心配していた雨もあがり、作業には調度いい天候だった。

9時半に集合、注意事項について説明を受けた後いよいよ田んぼへ。イネの植え方をもう一度説明を受けてから、子供も大人も裸足になって田んぼの中へ。子供たちは泥んこになりながらも一生懸命に。







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11時半ごろに田植え終了。
手や足を洗ってお弁当に。

お借りしている集落センターで、みんなで一緒に古代米入りおにぎりや豚汁を食べた。美味しかった。
美味しい古代米入りおにぎりを食べながら、秋には今日自分たちで植えた古代米のおにぎりが食べれれると思うと、とても楽しみだ。



 □ 田植え体験 親子古代米づくり教室 2009 〜 田植えから収穫まで 〜  2009.5.22

参加者募集! まだ間に合うぞ。 田植え体験 田の草取り体験 稲刈り体験
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          鷲巣さんの指導を受ける子供たち             泥んこになっても一生懸命だ

考える市民の会(東松山市)では、ここ数年は東松山環境フェアにおいて「古代米入りおにぎり体験」コーナーを出店しているが、今年はみんなで古代米づくりに挑戦してみようということになり、それなら一般の家族の方たちにも体験してもらおうと募集することとなった。
もちろん、毎年“わしのす農園”では写真のように、東京や地元の小学生たちの体験教室は行われているが、今回のように東松山農林振興センターとの協賛で、“考える市民の会”が主催する家族での古代米づくり教室は初めてである。
とにかく毎年好評な古代米入りご飯(おにぎり)をその古代米から自分たちでつくってしまおうということだ。
裸足で田んぼの中に入って、歩く感覚はこれまた不思議な感覚だ。私は大人なので泥んこ遊びができないのが、ちょっとさみしい気がするが。とにかく楽しい。いい汗をかこう!
2009親子古代米づくり教室案内.jpg



 □ 武雄市 武雄温泉 まちづくり <6>                  2009.3.27

武雄温泉通り商店街の風景 450-315.jpg武雄市 武雄温泉 人形まつり<1>の記事から先に読む。

左の写真はどれくらい前のものだろうか、武雄温泉通りの商店街の風景である。この写真からは当時町に活気があったように見えるが、それからどう変化してきたのだろうか。

現在の武雄温泉は、それぞれの温泉宿と商店街がいつの間にか遊離してしまったのではないだろうか。それぞれの温泉宿が大きく充実していくにつれお客さんたちは街に出なくなってしまい、それにつれ商店街もさびれてしまったのではないだろうか。当初は宿の中でお客さんたちが過ごすことは宿に
  この写真は武雄温泉通り振興会のサイトよりお借りしました。     とっても良いことだったのかも知れな
                                   いが、それは商店街の衰退につながり                                                           結果としては武雄温泉の集客数の減少ということになってきたのではないだろうか。一つ一つの温泉宿がそれなりに立派でも、やはりその周囲の環境も魅力的でなければ、次第に人は訪れなくなってしまう。武雄温泉全体で楽しい時間を過ごせるまちづくりが必要なのである。


武雄温泉通り 090225 450-306.jpg武雄温泉では年間を通して色々なイベントが開催されている。4月からは『まちなか陶芸祭』が開催されるという。

私も思ったのだが、焼物のまち武雄のたくさんの窯元の作品をこの武雄温泉街で見たり買ったりができないものかと考えたのだが、「このイベントは分散している窯元の作品を宿泊施設等で展示・販売し武雄の焼物を楽しんでもらおうというものです。」と正に私が考えっていたイベントの様にも思える。
こうしたイベントも良いと思うが、私は年間を通して武雄の焼物を温泉宿とは別の武雄温泉街で見たり買ったりで                                   きるようなお店や施設があったらと思
                                   う。

この『まちなか陶芸祭』では、会場の多くが宿泊施設の様で、街中には会場が少ない。実際、自分が泊っていない別の宿に展示された作品を見て回る人がどれくらいいるのだろうか。これだけの数の会場に分かれていると全てを見て回るのにはかなりのエネルギーと時間が必要なのではないかとも気にかかる。

武雄温泉には何しろ温泉に来たお客が街に出て、武雄温泉街全体を楽しめるような「まちづくり」が必要だと思う。旅館も自分のところの客を自分の施設の中に囲い込んではいけない。それぞれの旅館がそれぞれ魅力的な旅館でなくてはならないが、そうした旅館同士の協力と温泉街の魅力との総合力で武雄温泉の魅力をつくっていく必要がある。

その為の方法の一つは、ここ武雄温泉は観光地、俗っぽい言い方になるが「名物」を楽しむことのできる「まちづくり」である。

何と言っても特産の焼物を気軽に買うことのできる施設が必要だし、有田焼に負けないイメージ作りも重要だ。
がばいばあちゃんの温かいおもてなしの武雄のまちづくり、武雄育ちの「レモングラス」を楽しめるお店や武雄ブランド豚(若楠ポーク)の豚丼や豚シャブ、豚肉を肴に飲んだり、気軽に食べ比べられるようなお店も武雄温泉街に軒を連ねてあると良い。

そして、そうしたお店や街並みには雰囲気が大切なのは言うまでもない。





 □ 武雄市 武雄温泉 まちづくり <5>                  2009.3.24

RIMG0359-t 360-355.jpg武雄市 武雄温泉 人形まつり <1>の記事から先に読む。

前にも書いたが武雄温泉に限らず、観光地の活性化のためのまちづくりで必要なものは、楽しみの基本要素「見る」「買う」「食べる」の充実と、雰囲気づくり、つまり景観づくりだと述べたが。
とにかく、訪れた人が楽しく時間を過ごすことのできる環境づくりであり、繰り返して訪れる楽しみのあるまちづくりが重要となる。

それは、観光客が買い物を楽しんだり、お茶や食事を楽しんだり、地域の文化に触れたり、その町で楽しい時間を過ごせるようにすることだ。

言いかえると、お客がこれを買っていこうというお土産(特産品)があり、美味しいお菓子や名物料理、それらを提供してくれるお店、そうしたお店が並ぶ雰囲気の良い町並みである。


別の観点から言うと、人を呼ぶためには「名物をつくる、話題にする、そして人の期待を裏切らない。」ということだと思う。

レモングラス.jpg
武雄市は、テレビドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」のロケ地誘致やレモングラスのブランド化への取り組みなどが評価され、社団法人日本観光協会主催の「第16回優秀観光地づくり賞」で日本観光協会会長賞を受賞とのこと。

これは武雄市の話題づくり(テレビドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」のロケ地)、名物づくり(レモングラスのブランド化)の今の成功例だ。

市長をはじめ担当課の設置(レモングラス課、佐賀のがばいばあちゃん課)や、役場を挙げての取り組みが素晴らしい。
観光客も17年の110万人から、19年は149万人まで増加したという。


ところが、先日の武雄温泉には、まちなか案内所『がばい』(その日はちょうど案内所がお休みの日だったこともあり、実際には後から分かったのだが)の他はほとんど「がばいばあちゃん」の話題につながるようなものは感じられなかった。
またレモングラスについても、たまたま入った洋菓子屋さん(パティスリーマリカの山下さん)から聞いた他は、町では武雄のレモングラスを使った商品の販売をしていたのだろうか。

武雄温泉でもせっかく話題となった「佐賀のがばいばあちゃん」、特産品となりつつある「レモングラス」をもっと積極的に利用していくのも良いと思うのだが。
テレビドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」ロケ地めぐりをしていく人たちは、武雄温泉に来て、ロケ地を見た後はそのまま次の場所へ行ってしまうのだろうか。温泉街も歩いて買い物をしていけるような楽しい街にして欲しいと思う。武雄の「レモングラス」を使った商品も、この武雄温泉でなければ買えない、味わえないものを開発する必要がある。

テレビドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」の話題は、時間がたつとともに次第にみんなの記憶から薄れて行ってしまうだろう。これからはドラマとは別に「佐賀の武雄のがばいばあちゃん」のイメージを作っていくことが大切だ。
「レモングラス」についても、とことんこだわり続け、常に新しい商品の開発を続けていくことが重要である。

武雄市 武雄温泉 まちづくり <6> へ




 □ 武雄市 武雄温泉 ひなまつり <4>                  2009.3.21

RIMG0298 360s.jpg武雄市 武雄温泉 人形まつり <1>の記事から先に読む。

これまで「武雄市 人形まつり」と書いてきたが、のぼりに「人形まつり」と書いてあったので、そう思っていたが、チラシには、

長崎街道柄崎宿 第11回 武雄温泉 ひなまつり ( 主催 武雄温泉どおり振興会 )ということのようだ。

こうした表示もやはり統一した方が良いと思う。新聞の記事にしても昨年の西日本新聞の記事も「第10回 人形まつり」となっている。ちょっとしたことのようだが、外部の人間から見た時には、非常に紛らわし
                             いし、ネット検索にしてもやはり紛らわしい情報とな
                             ってしまう。

RIMG0311 360s.jpg武雄温泉どおり(楼門前)では、毎週日曜日に採れたての新鮮野菜やくだもの、つけものやおいしいパンなど多彩な品揃えの武雄温泉『楼門朝市』を開いているという。

楼門朝市の様子を見てみると、そこそこの人出があるようだが、できたらその日、日曜日の朝だけの一過性の集客にしない工夫をと思う。
楼門朝市に来た人が、街の中も回遊していくようなまちづくりから、日常にお客さんが訪れても楽しいまちづくりが重要だ。

前の伝統的建造物群保存地区の所では、歩きやすいまちづくりについてのべたが、ここ武雄温泉の通りは、写真の様に道幅も広すぎず、車の通りも少なく、既にかなり安心して歩くことのできる通りになっていると思う。

やはりここ武雄温泉で必要なのは、前にも書いた楽しみの基本要素「見る」「買う」「食べる」の充実と、後は、雰囲気づくり、つまり景観づくりだ。

人気のある温泉地は、楽しみの基本要素の他に、その場所特有の景観や雰囲気を持っている。武雄温泉もそうした景観づくり、武雄の雰囲気づくりが必要だ。そうした街の雰囲気づくりが、更に楽しみの基本要素「見る」「買う」「食べる」を際立たせるのだ。

武雄市 武雄温泉 まちづくり  <5> へ




 □ 武雄市 武雄温泉 人形まつり <3>                  2009.3.19

RIMG0306 360s.jpg武雄市 武雄温泉 人形まつり <1>の記事から先に読む。

武雄市の様な観光地に必要な魅力の要素とは、「見る」楽しみ「買う」楽しみ「食べる」楽しみの基本三要素の他に、「歩く」楽しみや、「憩う」楽しみ、更に最近では、「体験する」楽しみ等が考えられる。

観光地では、そうした魅力・楽しみを計画的に創り出していくことが重要で、観光産業の活性化という見方からすると、更に戦略的に観光まちづくりを実践していく必要がある。

実は、それは観光地に限らず、魅力ある「まちづくり」にとっても大切なことでもある。


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ここ歴史ある武雄温泉の魅力の要素について、歩いた印象から検証してみると。

残念なことに、観光客にとっての「見る」「買う」「食べる」楽しみの基本となる三要素のお店やお店の対応が、先ず不十分に思う。

観光客は、この町ではどんなものを売っているのか、この町にはどんな名物があるのか、見て楽しみその中から気に入ったものを選んで買う。そして、観光客はその土地の美味いものを食べるのも楽しみの一つである。

昼間開いている食べもの屋さんが少なく感じたことは前にも書いたが、小さな焼もののお店はあったようだが、他のお土産を売っている様なお店は気がつかなかった。

武雄市は古唐津の歴史を持つ焼き物の町でもあり、多く
の陶芸家がいるのだから、そうした作家さんたちの作品
を観たり購入できるお店も欲しい。

武雄市 武雄温泉 ひなまつり <4> へ



 □ 武雄市 武雄温泉 人形まつり <2>                  2009.3.17

RIMG0308 360s.jpg武雄市 武雄温泉 人形まつり <1> の記事を先に読む。

武雄市の「人形まつり」も今年で11回目を数える様で、こうした市民レベルの協力が町の行事を長く続けていくためには大変重要だ。当初よりのこうした市民の参加・協力には大変頭が下がるが、町全体としては当初の盛り上がりは無くなってしまっているのだろうか。

人形まつりの期間中は、市内の旅館、ホテル、飲食店等では、ひなまつりにちなんだ特製のランチを頂くこともできる。

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平日とはいえ、人形まつりの会期中、それにしても町の中はさみしい。飲食店にしても(飲食店組合のサイトを見ると結構あるはずなのだが)、数軒しか営業しているように感じられなかった。正直、お店がそんなにあるように思えなかったし、印象の良いお店も営業時間になっていなかったということか。

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武雄市 武雄温泉 人形まつり <3> へ




 □ 武雄市 武雄温泉 人形まつり <1>                  2009.3.16

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今回の九州取材旅行で、一泊目は八女福島、二泊目は(株)アークの管野氏がまちづくりセミナーで講師を頼まれている武雄市にお世話になった。

武雄市には、1300年の歴史を持つ武雄温泉がある。武雄温泉の入口には朱塗りの楼門。平成15年3月に復原された武雄温泉新館と楼門は東京駅を設計した辰野金吾博士の設計で、大正4年に建てられたという。平成17年7月22日に国の重要文化財に。

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その楼門の前にはやはり歴史のある温泉宿が並び、私たちはその中の宮本武蔵ゆかりの湯本荘 東洋館にお世話になった。
東洋館は、歴史の薫りと美術工芸品に彩られた、和と洋のハーモニーが心地よい宿だった。

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ここ武雄の街は、これまでの筑後吉井や八女福島などの様な伝統的建造物群保存地区ではないが、むしろこうした伝統的建造物群保存地区でない町の方が多い訳だ。今回は武雄温泉側、かつての武雄温泉長崎街道柄崎宿のいわゆる本来なら温泉街というような町並みを歩いてみた。

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どうだろう、平日(2月25日)のためかここも人通りは少ない。ここでは雛祭りを前にして、人形まつりが開催されていたのだが。

オレンジ色ののぼりと、通りに沿って所々に見えるピンクの造花が人形まつり開催中の演出のようだ。

これまでの見てきた伝統的建造物群保存地区でのひな祭りもそうであったが、どの町もお店の中にお雛様を飾っていて、お店の中に入ってか、外からウインドー越しに見て回るといったものだ。お店の中に入ってほしいのはわかるが、ドアは閉じていて、ウインド越しに見ることもできるので、なかなかお店の中までは入って行きにくいし、入らなくても済んでしまうといった悪循環に思える。


武雄雛 360-270.jpgどの町も、お店や家の前を歩く人に見てもらうといことであれば季節の演出には良いことだと思うが、こうした雛飾りを多くの人に見に来てほしいというには、雛祭りイベントの前にもう少しまちづくりにも工夫が欲しいところだ。期間中の休日の特別イベントを、地元の人たちが自分たちで楽しむということも良いことであるとは思うが、もっと多くの観光客に訪れてもらわないと、やはりもったいなくも思う。

他の町はともかく、ここ武雄の街は温泉地である。より多くの観光客に来てほしいと思っていることだろう。観光地の集客力の落ちて行く行事は、だんだんマンネリ化してきたり、盛り上がりに欠けてきたりと、益々悪循環に陥り、やがて消えてしまうことにもなりかねない。

歩いていると、あるお店から声をかけられた。空き店舗を利用して婦人会の方たちだろうか、お人形や絵手紙、パッチワーク等の作品を飾っているところの様で、お茶まで入れて頂いた。こうした、ちょっぴり温かいおもてなしが有難かった。お知り合いの方たちなのだろうか、ここにはお客さんも来ているようだった。

こうした市民レベルで支えている部分を見ると、なおのこと何とか元気なお祭り行事なってほしいと思う。
どこの町にも言えることだが、第三者の目で、こうした取り組みをもう一度でも、二度でも、停滞感が蔓延する前に客観的に見直してみることも必要だと思う。

武雄市 武雄温泉 人形まつり <2> へ



 □ 雛飾り 懐かしい風景                          2009.3.3

先月の下旬の九州の旅の間、ひな祭りを控えた時期でもあり多くの町が雛祭りに関係する祭りを開催していた。
うきは市筑後吉井の「おひなさまめぐり」、八女市の「雛の里・八女ぼんぼりまつり」
有田町の「有田雛のやきものまつり」など。

秋月雛 360-270.jpg 八女雛 360-270.jpg

有田雛 360-270.jpg 博多雛 360-270.jpg



□ 越谷市  懐かしい風景                          2009.2.22

鳩ケ谷から、かつて日光街道の大きな宿場町の一つで、徳川家康が鷹狩りにも訪れていたという越谷市へと移動。
越谷の方が鳩ケ谷に比べるとまだ昔の面影を多く残す部分が多くはあったが、それらも時代の流れとともに消えていってしまうだろう。

RIMG0087 360-270.jpg第三者や私がここで「残してほしい」と保存について言うことは簡単だが、実際に住んでいる家族にしてみると、建物は老朽化していくし、修繕にはたくさんの費用がかかるし、現代の暮らしには合わなくなっているし、古い建物を維持していくことは大変なことだと思う。
もちろん悪い部分ばかりではないが。

こうした個人住宅などの歴史的建築物の保存については、難しい部分が多い。行政は、住人の生活や経済的支援や保存方法も含め、早急に対処してほしい。




 越谷宿に残るの最も立派な旧家


懐かしい風景・土間 360-270-h.jpg越谷の街を歩いていると、懐かしい風景に出会うことができた。

今ではほとんど見ることができなくなった土間。とても懐かしく思わずカメラに納めさせてもらった。
この日もとても寒い日であったにも関わらず、戸は開け放たれ、訪れる人をいつでも温かく迎えてくれいるようだ。ここは今も近所の人との語らいの場として使われているのだろう。

私が小学生の頃には、両親の実家に行けば商家も農家も土間があるのが当たり前だったし、多くのお店に当たり前にあった土間、時がたちそれらの家も建て替えられ、新しい家になるとともに、土間空間は消えていった。





□ 鳩ケ谷市  懐かしい風景                         2009.2.22

来週は九州へ町並み取材に行く。そこで、その前に埼玉県内を何箇所か先に見ておきたいと思ったので、先日鳩ケ谷市と越谷市を歩いてきた。

日光御成道の宿場町だった鳩ケ谷市の旧街道に沿って歩いてみた。現在では鳩ケ谷にはほとんど街並みの様相は残って無く、いくつかの旧家があるのみだ。

RIMG0007 360-270.jpgIMG_8443 360-270.jpg
 鳩ケ谷宿の面影を残す旧家               緑青の翠が美しい銅板の鬼飾り

岩槻街道を南下し、国道122号線にぶつかる手前、越谷市役所側に翠色の美しい銅板葺きの屋根が見えたので思わず道をそれてしまった。某寺の庫裏の一部かと思ったが、某教会の建物だった。なかなかこれだけの立派な鬼飾りを現在ではめったに見ることはできない。
大きなお寺の高い屋根の上ではなく、これだけ近くで優れた職人の技による美しい屋根を見ることができたのは、思わぬ収穫だった。




□ 日本で最も美しい村                            2009.2.3

去る1月29日に第5回観光まちづくりセミナーが開催され、「日本で最も美しい村」の活動が紹介された。
皆さんはご存じでしたか、「日本で最も美しい村」と称する村の活動があることを。
正式にはNPO法人「日本で最も美しい村」連合といいます。フランスから起こった「フランスで最も美しい村」連合の活動が、日本でも独自の形となって始まった。

美瑛町-3.jpg「日本で最も美しい村」連合は、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観・文化を守る活動とのことです。

美瑛町-99.jpg











                          美瑛町

鶴居村-215.jpg


これらの写真は「美しい村な写真」の中からお借りしました。他にもたくさん美しい写真があります。

四ケ村-78.jpg














 鶴居村                      四ケ村


新しく7つの地域が加わり、現在は18か所、これからもこの活動に参加していく村が増えていくと良いですね。
そして、「日本で最も美しい村」を巡る旅ができるようになるのももう直です。



□ 第5回 東松山夢灯路 2009                       2009.2.1

■東松山夢灯路 写真展開催■
期 日 平成21年6月2日(火)〜7日(日) 初日は午後から、最終日は午後4時まで
会 場 東松山市松山市民活動センター( 旧中央公民館:東松山市松本町1−9−35/TEL.0493-23-9311 )
    2階展示ホール

<東松山夢灯路 写真展作品募集>
東松山夢灯路実行委員会では「夢灯路写真展」を開催するそうです。第1回から第5回までに撮られた自慢の写真を
応募してほしいとのことです。みなさーん!良い雰囲気のから楽しいの、先ずは応募してくださーい。
■第1回写真展募集要項はこちらをクリック■


第5回 東松山夢灯路 ポスター
第5回夢灯路チラシ.jpg


第5回 東松山夢灯路 記事−1<案内図>




□ 男衾駅周辺地区まちづくり協議会  水と緑のまちづくり−2         2009.1.31

水と緑のまちづくり
富田地区は寄居町の中でも人口増加率が一番高い地区だ。これまでも駅周辺の他、あちこちミニ開発された小さな住宅群が建ってている。それでも田舎なので、男衾駅周りでも今のところはまだ建物の建っていない敷地が多く残っている。ところが、このまま無秩序のままにしておくと、年がたつにつれて少しづつ開発されてしまい、好ましい街並みにはなるはずもない。これからのまちづくりには、行政と住民が協力してのルールとシステムづくりが不可欠である。

1-男衾駅周辺_700-489.jpg
男衾駅周辺


川と街並み 700-502.jpg

上の写真(Google)はアメリカ・オレゴンの一部の街並みだが、川と川に沿った豊かな緑の周りに綺麗な街並みを形成している。
住宅街の間を川の流れとともに連続した豊かな緑が続いて行く。更に緑は住宅の間にまで、広がっている。
まさに水と緑の街はこうしたイメージである。

img-せせらぎのある宅地_400-277JPG.jpg・ これからのまちづくりは、サスティナブル・コ
 ミュニティ(永続可能なまち)を創造して行く
 ことが重要であり、自然との共生が不可欠です。

・ 地域の持つ資源を生かし、自然豊かな、安全で
 快適な、人々が心豊かな生活を享受でき、住民が
 誇りを持って住めるまちに。

・ 景観条例(まちづくり協定)等のルールを定め、
 秩序有る美しい景観と快適に暮らすことのできる
 まちに。

・ 豊かな緑と美しいせせらぎの有る街に、それは街
  に潤いを与え、人の心を癒すと共に、生態系を豊
                               かにします。

・ 豊かな緑やせせらぎは、火災時の延焼防止に役立つとともに、公共施設や広場と連続させて、万一の災害時の支援
  空間とします。

・ 道路は人車分離を原則として、歩行者専用道路(歩経路、緑道、遊歩道)、自転車道路を充実させ、安心して快適
  に歩け、自転車に乗れるまちに。

・ 道路は状況に応じて緩やかにカーブさせたり、車道は車のスピードを抑制する工夫をします。

・ 水と緑のネットワークと歩行者ネットワークをリンクさせ、豊かな自然に包まれた、健康に暮らすことのできる魅
  力あるまちに。




□ 男衾駅周辺地区まちづくり協議会  水と緑のまちづくり−1         2009.1.30

男衾駅周辺地区まちづくり協議会
平成21年1月27日(火)に第3期目の第1回役員会が開催された。

男衾駅周辺地区まちづくり協議会とは、私が住む寄居町の東武東上線男衾駅周辺地区のまちづくりを住民と行政が協力して考えていこうということで、平成16年11月に発足した。
昨年11月の総会において約半数の役員が交代となり、新体制で今後2年間協議していくことになる始めということで、私が「水と緑のまちづくり」というテーマでお話をさせて頂く時間を頂いた。


1-男衾駅周辺_700-489.jpg

上の写真は、男衾駅周辺を上空から見た写真(Google)だが、田舎なので、御覧のように駅の周りと言ってもミニ開発されたいくつかの住宅の塊はあるが、まだまだ空地(畑)が多く残っている。今なら、まだ可能なので、寄居町が本腰を入れてここ男衾から水と緑のまちづくりに臨んでもらうと寄居町の一つの顔となる良い街になると思うのだが。

水と緑のまちづくり
どこでも聞くような、当たり前の表現だと思うが、どこの町でも「水と緑のまちづくり」を実現することが快適で安全なまちづくりになる。何でもそうだと思うが、その当たり前の事が中々できない。日本で美しい水の流れと豊かな緑のある街を、どれだけ思い浮かべられることができるだろう。
まづ、水は何処にでもあるわけではない。川や池の無い所に水景を作るにはかなりの費用がかかる。それでも、流れや池、滝、噴水など、水は人の心を癒してくれる。それなのに、身近にある貴重なはずの水の流れはそこに生かされているだろうか。身近な所にある多くの水の流れは排水が多く、せっかくの水の流れなのに汚い悪いイメージになっていることが多い。これから私たちは、そうした貴重な水の流れをきれいな水の流れに変えていかなければいけないと思う。各家庭は水源であり、そこから流れ出る水をきれいなものとして、大地に流すことが一番良いのである。汚れた水を下水道に流すのではなく、汚したところで再びきれいな水に戻して、大地に返すことだ。
どこの町でも、街角にはきれいな小川が流れ、子供たちが遊び、せせらぎの音に、小鳥が水浴びをしている景色が当たり前のようにしたいものだ。

明神川 400-300.jpgそしてここ男衾には、明神川や吉野川がある。昔は子供たちが水遊びをしていたという。現在は駅の南のところまではコンクリートブロックの三面護岸になってしまっているが、幸運なことに東地区水田地域の部分はまだ護岸工事がされないままになっている。素晴らしいことだ。この流れ、明神川をまちづくりに生かすべきだし、生かすことができれば、魅力あるせせらぎのある街にすることができる。ただ、今のままでは大雨の時に一部大水になってしまうということで、その改善が急がれている。そうした問題は解決しながら、将来のためになるような整備が必要だ。明神川を絶対に排水路にしてはいけない。



緑に関しては、田舎でこれだけの畑はあっても、森は少ない。時代の流れとともに、屋敷林も消えてしまった。既にこの写真に写っている緑の塊の部分もいくつか消えてしまった。周囲の山の斜面はまだ林が残っているので、周囲は緑に囲まれているように見える。ところが、空から見た写真を見ると、狭い日本にこれだけのゴルフ場があるのかと驚くほど、ゴルフ場のコースが連なっている。
多くの日本の街並みの中には、大きな緑地は少ない。更に、緑の面としてのつながりは皆無に等しいだろう。わずかに森がつながっているように見える部分は、傾斜地や崖の連続した地形の部分だけになってしまった。
これまでの様に、家ができていくままに任せたり、いや区画整理においても、これまでのやり方で街ができるに任せていたのでは、街の中に豊かな林や緑地のつながりはできない。
この辺で、水と緑のネットワークを創って行くまちづくりのシステムやルールを作るべきである。寄居町の様に、水路があり、畑や水田地域を宅地にしていくのであれば、小川を再生し、森を創造していくまちづくりをしていけば、水と緑の魅力ある街となる。
男衾地域にはその資質がある。その地域の持つ財産を生かし、更に自然の豊かなまちづくりを進めていきたい。



□ 芝生化(鳥取方式) ニール・スミス 氏                  2009.1.26

しばらく前に、ニールさんが進めている鳥取方式芝生化について書いたが、まさかそのニールさんに直接お会いできる機会を得られるとは思いもよらないことだった。


%83j%81%5B%83%8B%8Du%89%89%89%EF%20%289%29%20h-350-338.jpgさいたま市総合型地域スポーツクラブフェア
スポーツ講演会 Part.2「芝生から始まる体づくり」

2009年1月24日(土)15:00〜17:00

に参加してきた。
友人から連絡をもらい、あまりのタイムリーな講演会に驚きながら喜んで参加させて頂いた。実はこの講演会を実現させるために、代表をしている知人は、一年以上前からお願いしていたということだった。
この機会を与えてくれた関係者の方々に、本当に感謝したい。

ニールさんの講演はちょっと厳しい前置きから始まった。
それはニールさんの講演の内容というか、言い方もきついことから、これまでの聞いた人からの反応も一部の人からはかなり否定的な言葉が出てくることが多々あるようで、そんな感じ方をする人への前もっての断りの様だった。


その講演の要旨を私なりにまとめてみますと、

・ 世界中で、グランドや広場が土の国は日本だけ。
・ 子供たちにとって、芝生の環境で育つことが体づくりにはとても良い。
・ 世界でトップクラスのスポーツ選手が育たないのは、芝生の環境で無いから。
・ 校庭を芝生にした学校では、50m走の記録がおよそ2秒速くなる。
・ 校庭を芝生にした幼稚園や学校では、子供たちが健康に。
・ 芝生とは芝や草が土を覆って、転んでも怪我をしない青々とした状態。(芝生への概念を変えること。)
・ 国立競技場の芝生も、学校や空地の草を刈っただけの芝生も同じ、目的によって使い分ける。
・ 草取りもしないで、週に一度刈り込むだけの芝生の管理には費用はかからない。
・ 子供たちのために校庭やグランドを芝生にすることがどれだけ良いことかと分かっていると言っても、お金を出せ
 ないという日本の行政。
・ 公共事業にお金は出せても、管理が大変と言って子供のためにお金は出さない日本の行政。
・ 子供たちのことを考えない日本の行政や国民自体が信じられない。
・ 日本の子供たちのために、日本中の校庭、グランド、広場の鳥取方式芝生化を。


鳥取市湖山池東岸の「お花畑ゾーン」350-262.jpg鳥取市湖山池東岸の「お花畑ゾーン」

4センチほどの長さで刈りっぱなしで、やっと住民が憩える状態になった

面積    2,500 m2
芝草の種類 自然に生える草
散水設備  無し
維持管理  5月〜10月の間、1週間に1回の芝刈り(刈り高4センチ;年間25回前後)
年間費用  \20/m2




鳥取市松保保育所 350-262.jpg鳥取市松保保育所

「子供が凄く元気に走り回るものの、芝生にしてから救急箱を一度も開けたことが無い」と喜ぶ園長先生

面積    700 m2
芝草の種類 ティフトン・ライグラス
施工法   張り芝(2007年6月16日)
散水設備  なし
維持管理  3月〜11月の間、週1回の芝刈り(刈り高4センチ;年間25回前後)、4〜10月の間、月1回の施肥、 9月にライグラスのオーバーシーディング
年間費用  \20/m2


島根県出雲市立大社小学校 350-261.jpg島根県出雲市立大社小学校

校長先生が「定年間近まで待ったことを後悔している」と言い出す程プラス面が多い校庭芝生化

面積    7,500 m2
芝草の種類 ティフトン・ライグラス
施工法   ポット苗移植(2006年6月17日、2007年6月16日)
散水設備  ポップアップ式自動散水設備
維持管理  3月〜11月の間、週1回の芝刈り(刈り高4センチ;年間25回前後)、4〜10月の間、月1回の施肥、 9月にライグラスのオーバーシーディング
年間費用  \35/m2+水道料

 写真やデータはニールさんの芝生化奮闘記ブログよりお借りしました。


ニール氏と_byM_250-278.jpgニール氏_250-271.jpg講演会の後の懇親会でも、ニールさんは気さくに熱い思いを語ってくれた。他の参加者も、それぞれがそれぞれの地域での芝生化に熱い思いを語っていた。

ニールさん、本当にありあとうございました。
ニュージランドからいらしたニールさんが、日本の子供たちのためにもと日本中の運動場や広場を緑の芝生にしようと、日本中を講演してくれていることには大変頭が下がります。

 もっと私たちが、子供たちのためにしてあげなければならないことなのに、と思います。
 ニールさん、私たちも頑張っていきますので、また次にお会いできる日を楽しみにしています。



□ エコセンシンポジウム ― 2 ―  大杉谷自然学校             2009.1.23

エコツーロゴ 400-103.jpgエコセンシンポジウム(2009年1月19日)に参加して、全国で実際にエコツアーを主催し、エコツーリズムを実践している人たちがたくさんいることにも驚くとともに、その人たちの活動が単なる環境体験旅行の範疇に止まらず、環境問題対策から人の生き方にまで及び、熱く語り合う人たちの集まりであったことも喜ばしく思った。

事例報告の中で、大西かおり氏(大杉谷自然学校 校長)の「限界集落で活動する自然学校」の話の中での、限界集落の現状とこれからについての内容には、このままでは消滅するばかりということが現実のものとしての迫力を感じるとともに、大きな問題を抱えている状況も実感させてもらった。現在、実際には楽しい活動をしている大西さんの話だからこそ、真剣な問題提起として感じることができた。

No_1孫さんクラブ.jpg No_2.jpg No_3.jpg No_5.jpg No_8.jpg
写真は大杉谷自然学校サイト「大杉谷孫さんクラブ」ページよりお借りしました。

( 限界集落(げんかいしゅうらく)とは、過疎化などで人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落のことを指す。)

大西さんは、大杉谷で活動を始めて3年目にそこが限界集落となっていることに気付いたという。地域のお年寄りも交えての楽しい活動をしている日常では、そのことには気づかなかったのかも知れませんね。大杉谷地域の高齢化は益々進んでいくばかりとのことで、それを止める特効薬はまだ見つからないようだ。日本全国にこうした消滅しようとしている集落はまだまだたくさんあるわけだが、どうして行くべきなのだろう。

photo01小木森谷.jpgphoto05大台ヶ原の森.jpgphoto06ミズナラ.jpgphoto02ヒカゲツツジ.jpg
写真は大杉谷自然学校サイト「大人のエコツアー」ページよりお借りしました。


会場では理解しきれなかったが、帰宅後に資料やサイトを拝見して、日本全国色々なところで色々なエコツアーが行われているのを知って、私自身も参加してみたいと思ったものがたくさんある。




□ エコセンシンポジウム ― 1 ―                      2009.1.21

エコツーロゴ 400-103.jpg日本エコツーリズムセンター主催の
エコセンシンポジウムが2009年1月19日(月)に開催された。

テーマは「エコツーリズムで地域を元気にした10の事例」 ということで、色々な活動の成果が発表された。
現在日本ではどんなエコツアーが行われ、そうしたエコツアーでどんなふうに地域が元気になっているのか。興味深く楽しみでもあった。


ところで、そもそもエコツアーとはどんなもので、エコツーリズムとはどんなものか。

エコツーリズムとは、
環境省による「エコツーリズム推進会議」(平成15年〜平成16年)ではエコツーリズムの概念を「自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかた」としました。とのことだ。
そして、「エコツーリズム推進法」(平成19年法律第105号)においては、「自然環境の保全」「観光振興」「地域振興」「環境教育の場としての活用」を基本理念としているとのこと。

<つづく>



□ 鳥取方式 芝生化      ― 寄居町運動場芝生化計画 ―         2008.12.03

鳥取方式芝生(のぞみ保育園).jpg
元気に走るのぞみ保育園の園児たち     (鳥取県広報課取材MeMoより)


昨日のテレビ朝日の報道ステーションで、簡単に安価に運動場や広場を芝生にすることができるという話題が放送された。ニュージーランド人のニール・スミスさんが、ニュージーランドのようにみんなが使える芝生広場をと、鳥取大学農学部の中野淳一(なかのじゅんいち)准教授の協力を得て実現していく『鳥取方式』と名付けた方法での芝生化が、注目されているようだ。
いま全国で芝生化運動が動き始めている。子供たちのためはもちろん、みんなが快適に利用できる芝生広場や芝生の運動場を、この寄居町にも造っていければと思う。


地元の床屋さんに行った時に、中学校のグランドに関わる話から、ふとその鳥取方式の芝生化の話になり、保育園の庭を芝生化したいということで、思わず盛り上がってしまった。

寄居町運動場芝生化計画の一歩として、ぜひ、実現してほしい。


< と思っていたら、ニールさんにお会いすることができた。 >


□ 埼玉県観光シンポジウム                         2008.10.29

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                            True Japan <埼玉県外客来訪促進計画推進協議会>

埼玉県観光シンポジウムが昨日(2008年10月28日)開催された。

埼玉地酒応援団の事務局も担当している、この主催者側の代表でもある埼玉県観光振興室長の荒井さんを含め、4人の方から埼玉県の観光についての講演があった。


その話の中で、いくつかの提示資料の中の埼玉県の観光力ランキングがあったのだが、考えてもみなかったランキングであったが、ちょっとショックでもあり、納得できてしまう部分がある所がさみしい様な気もした。

都道府県別観光力ランキング    41位
都道府県別の宿泊観光入込客数   35位
来訪客の満足度・今後の来訪意向  47位 (最下位)

満足度に至っては、46位の県が64%に対して埼玉県は51.8%のダントツの最下位ということだった。


そうした埼玉県のイメージを払拭し、埼玉県の観光力向上を目指して荒井さんは頑張っている。「…上に行くだけなので…」と語る言葉は熱く、国内からの観光客を増やすのは勿論、海外からの観光客誘致に向けても積極的に取り組んでいる。


マスコミでも話題となっているユニークな観光協会サイト
ちょ〜でぃーぷな観光協会 360-90.jpg
 寄居町にももっと売り込めるものやところがあるのに
 ね。




海外から埼玉へ(寄居町へのツアーもあり)
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観光や観光地といった概念自体が今と昔は変わってきていて、以前は観光資源とならなかったものでも今は十分観光資源になりうるものがあるということ。昔の見て歩き中心から、今は自分で実際にやってみるといった体験型のものも増えてきている。そこで重要なのが、どこにでもある様な体験にも、そこだけの魅力をどう持たせるかといったことだと思う。
また、こうした行政側からの努力を少しでも大きく実らせるためにも、実際には地域の人々の気持ちと努力がなくしては成り立たないことだ。




□ 第4回 観光まちづくりセミナー                     2008.10.17 

第4回観光まちづくりセミナータイトル.jpg

一昨日(10月15日)は、第4回 観光まちづくりセミナー に参加してきた。

最初に観光まちづくり研究会座長の三上恒生氏がこのセミナーの開催主旨の説明と、「自然系観光地のキャリングキャパシティ」についての問題点等の話の後、立教大学観光学部の安島博幸先生の「観光地の環境容量」についての話と、筑波大学大学院生命科学研究科の伊藤太一先生の「富士登山の歴史と現在」についての話があり、その後質疑や意見交換がおこなわれた。



安島博幸先生の「観光地の環境容量」のお話は、観光地の環境レベルを維持できる訪問者の最大人数(容量)をどう考えるか、観光客の過剰増加によって環境悪化を招いた事例等の紹介と、環境を維持・向上させていくための適性量とは、入場制限やマイカー規制、有料化等、どのような手段が必要かといったものだ。

富士曼荼羅図.jpg伊藤太一先生には、多くの登山客とゴミで問題になっている富士山の歴史を分かりやすく紹介して頂いた。
富士山には、江戸時代以前の昔から多くの登山客、それも登山家でもない、もちろんまだ登山家自体がいなかった時代なのだが、一般の人々が大勢訪れていたという。これだけの高い山で、大勢の人が登るというのは、世界でもまれな山であるということだ。
また、富士山は江戸時代の頃からすでに大変汚れていたということだ。もちろん缶やビニール袋ではない。そう、人の排泄物だらけだったようだ。
ところで、驚くことに富士登山(富士講)が江戸時代にはパッケージツアーになっていたということだった。江戸まで行って富士登山者の予約を取り、江戸から富士登山の旅にかかる宿や山小屋、強力(登山者の荷物を背負い山の案内に立つ人)等、それまではその都度それぞれにかかっていた費用を、まとめて手配し、一括して徴収して、そうした富士講ツアーを商売にしていたということだ。まさに、江戸時代に富士登山の旅が、今のパッケージツアーのように商売になっていたというのにはちょっと驚く。








                                      富士曼荼羅図(室町時代末期)

< 観光地の環境容量と開発方法 >について
観光地の活性化を、訪問者数の増加や経済的効果とは単純には考えられないが、一般的には域外の人をどれだけ多く招き、長く滞在してもらい、お金を少しでも多く落としていってもらうかということがその観光地の活性化と考えられやすい。また、その観光地の環境の維持と向上のための、その観光地が受け容れられる人数や車等の適性量を
考えた時、その条件はそれぞれの観光地によって変わってくる。
都市型観光地は、既にある程度インフラ等の環境が整っているので、自然型観光地と比べて全ての面で環境容量は大きい。しかし、自然系の観光地においては、観光客の集客数が増えれば増える程、それに反比例して環境が損なわれることになるのが常である。観光客の増加や観光地として発展したことで、逆に魅力が損なわれてしまい、衰退してしまう事例も多い。そんな事態を招かないためにも、その観光地の環境容量を踏まえた対策や開発の在り方、景観づくりが重要となる。
特に自然系の観光地においては、人が訪れること自体や、それに伴う外部からの侵入による影響を受けやすいので、そこの自然環境レベルの維持や向上のためには、まずそれに必要なインフラの整備と、来訪者の人数制限や進入可能エリア制限等の対策が不可欠だと思う。また、そうした自然環境を維持していくためには、その環境を管理していくことも必要であり、それにはやはりそれなりの費用も必要となる。
つまり、国立公園など自然の豊かな観光地(環境エリア)には、そこを訪れたい人々にも協力をお願いして、その観光地の環境容量範囲での人数制限や入場条件の付加、入場料等の有料化が必要である。
また、観光地側としても、その環境や魅力を損なわない施設づくりや環境づくりが重要であり、そのための景観条例や開発規制等も必要だと思う。
                                               権田 功

「とはいえ、観光客が少なくこれから活性化したいという地域には関係ないように思えるかも知れないが、これから活性化を考える上でも、より魅力的な環境(観光地)を造っていくためにも、当初より考えていくべきである。」



□ 東松山環境フェア 2008                       2008.10.11

タイトル 600-176.jpg

今日は東松山市で環境フェアが開催された。
私が代表をしている「考える市民の会」も毎年参加している。私たちの会では、「食の安全と自分で作ってみる」をテーマに、四年前には「手づくり豆腐」、三年前からは、会のメンバーでもある鷲巣さん(わしのす農園)が作っている“無農薬・有機肥料による自然栽培米”の「古代米入りおにぎり(コシヒカリ)」を販売している。
( 私たちメンバーも、田植えや草取り等の体験会の時にはお手伝いに行っています。)

古代米入り自然米 600-300.jpg
一見赤飯のようだが、一合の白米に一握りの割合で古代米を加えると、古代米のもち米のような
もっちりした食感が加わり、一段と美味しくなる。色はご覧のような赤飯のように薄紫に色付く。


おにぎり販売 600-280.jpg

「おにぎり」と言っても、基本的にはラップによそったご飯を自分で握ってもらう。
( 今年は、だいぶ軽く握ってから渡しているようでしたが。)
毎年、お年寄りから子供まで大変好評である。今年も二回目の販売を11時半から始め、二升近い御飯が販売開始から10分余りで完売となってしまい、多くの方々にあきらめてもらわなければならなかった。食べられなかった人には、本当に申し訳ありませんでした。



□ カンブリア宮殿スペシャル “今夜は商売人必見”              2008.9.23

カンブリア宮殿.jpg

もう昨日の番組になるが、カンブリア宮殿(テレビ東京)でのことだ。
“今夜は商売人必見”という文字を新聞のTV番組表に見た時には、番組は終りのインタビューアーのコメントの時間になっていた。

「売れない時代の流通の王者たち」と題して、“モノが売れない時代”に必要な“売るテクニック”に迫る!
といった内容だったようだが、番組は見ることができなかったので、出演者二人の事業について調べてみた。
どちらの事業も興味深いが、まったく違った現時点での成功例である。特にNPO-AMPの試みと実行力には、見習うべきものがある。

軽自動車も販売するウルトラスーパー
(株)マキオ 代表取締役社長 牧尾英二 氏

http://jp.fujitsu.com/about/journal/tips/study/study039.shtml
http://jp.fujitsu.com/about/journal/tips/study/study040.shtml


イベントを中心に町おこし活動を実施するボランティアグループ。
NPO-AMP - town activation project

新庄100円商店街

100円商店街.jpg


ただし、ある町の成功例が、そのままの形で他の街にも当てはまるとは限らない。
その町その町の特徴や資産を生かしたまちづくりが必要であり、何よりも当事者である町の人たち自身の心意気が大切である。




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