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□ 越谷市  懐かしい風景                          2009.2.22

鳩ケ谷から、かつて日光街道の大きな宿場町の一つで、徳川家康が鷹狩りにも訪れていたという越谷市へと移動。
越谷の方が鳩ケ谷に比べるとまだ昔の面影を多く残す部分が多くはあったが、それらも時代の流れとともに消えていってしまうだろう。

RIMG0087 360-270.jpg第三者や私がここで「残してほしい」と保存について言うことは簡単だが、実際に住んでいる家族にしてみると、建物は老朽化していくし、修繕にはたくさんの費用がかかるし、現代の暮らしには合わなくなっているし、古い建物を維持していくことは大変なことだと思う。
もちろん悪い部分ばかりではないが。

こうした個人住宅などの歴史的建築物の保存については、難しい部分が多い。行政は、住人の生活や経済的支援や保存方法も含め、早急に対処してほしい。




 越谷宿に残るの最も立派な旧家


懐かしい風景・土間 360-270-h.jpg越谷の街を歩いていると、懐かしい風景に出会うことができた。

今ではほとんど見ることができなくなった土間。とても懐かしく思わずカメラに納めさせてもらった。
この日もとても寒い日であったにも関わらず、戸は開け放たれ、訪れる人をいつでも温かく迎えてくれいるようだ。ここは今も近所の人との語らいの場として使われているのだろう。

私が小学生の頃には、両親の実家に行けば商家も農家も土間があるのが当たり前だったし、多くのお店に当たり前にあった土間、時がたちそれらの家も建て替えられ、新しい家になるとともに、土間空間は消えていった。





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