トップページ 住宅設計 店舗設計 プロダクト ランドスケープ ネットワーク WEBデザイン サイトマップ 随想録 オープンアトリエ・相談室
 

« 前の記事 | メイン | 次の記事 »

2009年 今年もよろしくお願い致します。


2009_賀状_350-500.jpg

2009年明けましておめでとうございます。

昨年はこの随想録も、何とかそこそこのペースで更新することができました。それも、ここの訪れて頂いている方たちのおかげで、見に来ていただいている人がいるということがとても励みになります。
本当にありがとうございます。


ところで、昨年来アメリカに始まる100年に一度の大恐慌ということで世界中が不景気に見舞われ、日本でも予想以上の影響を受け、大変な状況になっている。

今回の世界経済破綻を考えると、アメリカの存在の大きさとともに、アメリカが考え出した金融システム、にわか株主、投資家優先の企業の在り方には大変疑問を感じている。
株価に翻弄される企業の在り方、投資対象となっている原油や穀物類、アメリカのサムプライム、等々、今回の経済破綻はアメリカによるところの金融システム、投資家たちによるバブル経済がもたらしたものだと思う。

そのアメリカの意向のように、日本の政策や経済、企業の在り方までもが変化し、世界の中ではバブルの崩壊を経験し、地力の有ったはずの日本までもが最悪の状況である。

これを機会に、アメリカ依存の経済体質から脱し、これからの日本独自の経済の在り方を考え直し、世界をリードする日本になれと思う。
日本国内に必要な経済対策(福祉、農業、エネルギー、他)を行い、国内経済の活性化を図り、更に世界をリードする技術開発(エネルギー、自動車、ロボット、バイオ、宇宙、他)を促進し、世界中の人々に利用してもらえるものを創り出していく。日本の国力をあげての政策を願う。

それにしても、わが建築業界は相変わらず、これまで以上に最悪の状況である。
ここしばらく倒産企業第一位の産業であり、そこに姉歯事件での打撃から立ち直る間もないうちに今回の最悪の世界経済破綻、本当に困ったものである。


最悪の状況の中で、今年が少しでも良い年になりますよう。





 権 田 功  株式会社 計画機構 一級建築士事務所 寄居アトリエ Copyright 2004 KEIKAKUKIKOU CO., LTD. All Rights Reserved.