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 毛虫 : ツマグロヒョウモンの幼虫                     2008.10.9

毛虫:ツマグロヒョウモン幼虫 740-555.jpg

今朝、庭のスミレの葉が全く無くなっているのに
「アレッ?少しは残っている葉もあったのに…?毛虫は駆除したはずなのに…。」
とよく見ると、また前より少し小さいが前いたのと同じ毛虫がいるではないか。
そう、これが昨日話した蝶のツマグロヒョウモンの幼虫だ。猛毒はないどころか刺さない毛虫のようであるが、どう見てもこの姿はよくない。敵に対する威嚇になるのかも知れないが(?)人間には誤解を招くと思う。私も安全と聞いても好きにはなれない。
以前、オオムラサキを保護している知人のところで子供と一緒にそのオオムラサキの幼虫を見せてもらった時は、角は生えているが、まだ緑一色なのと、知人が手に乗せて差し出してくれたので私も手に取ることが出来たが、この更にグロデスクに見えるツマグロヒョウモンの幼虫はやはり手に取れない。

人間(私)とは勝手なものだ。自分の見た印象で相手に対する印象を決めてしまう。具体的には分からないが、知らない内に勝手に悪者のように思っている虫や生き物は他にもいるかも知れない。

枯れないとは思うが、この毛虫のおかげでスミレの葉はすっかり軸だけになってしまった。たくさんの毛虫が一斉にスミレの葉を食べている様子に気がついた時、毒はないと知っていたら、そのまま自然に優しくと容認できるだろうか。以前、子供が毒のある毛虫に刺されて、大騒ぎになったこともある。確かに他の毛虫だったわけだが、区別することは難しいだろう。





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