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 2008. 4.14  ペットと泊まれる宿 − 7-@   < サンディーズ/会津塗初体験 >

 久しぶりにこのカテゴリー(ペットと泊まれる宿)を書くことができる。それだけ犬を連れての旅行に行ってないということだ。家の事情もあり、家族で旅行も行ってないということでもある。この春やっと旅行もできるようになり、久しぶりに今回は犬も連れての旅行ということで、どこへ行って何をしようかと考え、以前から行きたいと考えてはいたのだが、少し遠いこともあって行けないでいた裏磐梯の「サンディーズ」にした。
 4月1日、朝家を出て桜を見ながら東北自動車道を北上していく。宇都宮を過ぎて、しばらく行くと何と雪景色に変わったではないか。思わずみんなで驚きの声を上げた。我が家のルン(犬)はドライブが好きで、外の景色を眺めるのが本当に好きである。といっても、ルンにしてみればみんなの歓声が何のことやらといったところだろう。同じ日本でも、桜が散り始めているところから雪景色の中に、車で3時間足らずで来てしまうのには本当に驚きである。それも猪苗代湖に着くころには、車の外は吹雪になってしまった。
会津塗体験.jpg宿に行くまでにはまだ時間があるので、午後は会津にいって会津塗の体験をすることにした。予約をしていなかったので先生は御留守だったのだが、有難いことに来ていただけるということで、貴重な絵付け体験をさせてもらった。
sy-絵付け.jpg










sk-絵付け.jpg












ru-体験-1.jpg娘たちは黒塗りの小皿に、それぞれが好みの花の絵から柄を選び、下絵を映し色付けをした。それに先生が金粉を塗ってくれて仕上がり。最後にその金粉が付くだけでそれが格段と立派な作品になるから、さすがだ。
sk-花.jpg

 当初、ルンは外に待たせてあったのだが、先生が「犬も中に入れてもいいよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて犬も中で一緒に待たせてもらった。







 会津塗体験を終え、いよいよ今夜お世話になる「サンディーズ」へと向かった。会津ではほとんど雪は無かったのだが、宿のある裏磐梯の方に行くにつれ、驚くばかりの銀世界になっていく。隣といった距離なのに、こんなに違うものかと本当に驚く。我が家の周りは桜の季節なのに、信じられないような雪の世界だ。




 宿に着いて一休み。私はルンを連れて散歩に、夕暮れの雪道へ。私もルンも、こんな雪の中の散歩は初めてだった。家では雪の庭で遊んでも、雪の中を散歩に行くことはない。ルンは雨や雪の日には、外に出られないと思っているので、天気の悪い日はおとなしい。雪の日に外に出してあげれば、もちろんそれは大喜びではあるが。飛んでいるものに非常に興味を持っているので、降ってくる雪に飛びついて行く。話がそれてしまった。散歩から戻り、しばらくすると楽しみの夕食の時間だ。ここ「サンディーズ」は、食事も評判の宿である。
夕食.jpg夕食・前菜.jpg












 私は美味しい料理とともに、自慢の日本酒を会津塗の酒器でいただく。こだわりの素材を生かした料理にうまい酒、雰囲気の良いインテリアと相まって上質な味わいだ。メインの料理はしゃぶしゃぶ。米沢牛の極上の霜降り肉は本当にうまい。その他の料理もどれも美味しく、ボリュームもたっぷりで、調理を担当する奥さまの心遣いと腕前が光る。
 食事の時に犬のルンはというと、もちろん食事室も一緒がOKで、写真には写っていないがこの時も足元にいる。料理を随時運んでくれるご主人が気になるようで、どうも落着きがなかった。


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